2024/9/9
高遠城は、長野県伊那市に位置する歴史的な城で、戦国時代には武田信玄の支配下にありました。 築城時期は不明ですが、14世紀頃に諏訪氏から分かれた高遠氏が治めていたとされています。 戦国時代の重要拠点 高遠城は、天文16年(1547年)に武田信玄が改修し、以後、信玄の近親者が城主を務めました。 特に、武田氏と織田氏の戦いでは、1582年に織田信忠の大軍に攻められ、城主の仁科盛信が壮絶な戦いを繰り広げましたが、最終的に落城しました12。 江戸時代の高遠城 江戸時代には高遠藩の政庁とし ...
2024/8/31
さて、旅は角館から田沢湖へ向かいます。 角館駅からは、秋田新幹線で一駅です。 https://fujisannoblog.com/wp-content/uploads/2024/08/AkitaShinkannsen.mp4 1 田沢湖駅 駅には、田沢湖高原温泉郷の看板がありました。 「深い愛情、暖かい心、やさしい気持ちで、元気回復! モテナシ3兄弟」の看板です。 さて、次の龍の造形は何を示すのか分からなかったのですが、後になって、田沢湖の伝説で、龍になった辰子姫の龍であることが分かりました ...
2024/8/25
小田野直武(おだのなおたけ)は、江戸時代中期の画家で、秋田藩士でした。 彼は平賀源内から洋画を学び、秋田蘭画と呼ばれる一派を形成しました。 直武は西洋絵画技法を日本画と融合させ、独自の画風を確立しました。 彼の作品は美人画や風景画、さらには日本初の銅版画などがあります。 また、彼は『解体新書』の図版作業にも携わり、その陰影表現の優れた作品を残しました。彼の短い生涯は、秋田の美術史に大きな足跡を残しています。 小田野直武についての展示は、秋田角館の武家屋敷の中にある青柳家にあります。 1 ...
2024/8/24
秋田県の角館市の点在する武家屋敷。 まずは角館駅から一番近い「西宮家」に寄って 建物&食事を堪能することにしました。 あきた角館 西宮家 秋田県仙北市角館町田町上丁11-1 開館:10:00~17:00 西宮家の歴史 城下町角館には二つの武家屋敷通りがありますが、南側に位置するここ、田町武家屋敷は元和六年(一六二〇) 角館を治めていた佐竹一族の芦名氏による町造りの際佐竹氏の直臣である今宮氏とその武士団が移住し、形成されました。 今宮武士団の中でも、重んじられていた西宮家は、地主としても明治後期から大正時代 ...
モルッカ諸島アンボイナ島にて戦死した伯父の当時の状況を調べてみた
2024/8/18
戦争で亡くなった伯父の、南方の戦線での状況を知りたくて調べで見ました。 お墓には、「昭和20年4月18日 モルッカ諸島アンボイナ島にて死す。行年19歳(満18歳)」 と彫られています。 以下、 「餓死した英霊たち (ちくま学芸文庫)」 を読みながら当時の状況を抜き書きしています。 1937年に始まった日中戦争から日本の敗戦で1945年に終結する太平洋戦争までの軍の戦死者230万人のうち140万人が餓死と栄養失調による戦病死でした。 その責任は精神論を頼みにし、現地の事情も理解しないまま兵站を軽視した強引な ...
2024/8/4
静嘉堂文庫美術館は、静嘉堂創設から130周年にあたる2022年、ギャラリースペースを世田谷区の静嘉堂文庫のある場所から丸の内の「明治生命館」に移転しました。 「静嘉堂@丸の内」という新たな愛称とともに、2022年10月1日に移転オープン。 丸の内はかつて、岩﨑彌之助が1892年の創設時から美術館をつくりたいと願っていた場所です。 今回、移転後初めて美術館を訪れました。 なお、以前の静嘉堂美術館の記事は以下 世田谷にある「静嘉堂文庫美術館」引っ越し前の展示会 前期報告 世田谷にある「静嘉堂文庫美術館」引っ越 ...
2024/8/1
史跡めぐり好きの私たち 今回は「角館の武家屋敷を見に行こう」と計画を立てました。 お宿はその角館駅に隣接する「ホテルフォルクローロ角館」です。 秋田新幹線 「こまち」 初めて乗る秋田新幹線。 秋田新幹線「こまち」に乗って 角館まで東京から3時間です。 新幹線の停車駅でもある角館はけっこう近い。 今回は大宮から乗車して角館に向かいます。 大宮からなら2時間39分です。 https://fujisannoblog.com/wp-content/uploads/2024/07/komachi.mp4 車体前面ラ ...
井の頭自然文化園 (Inokashira Park Zoo)の北村西望の彫刻を鑑賞する
2024/7/28
井の頭自然文化園は、東京都武蔵野市にある都立の動物園で、井の頭公園の一角に位置しています。 井の頭自然文化園は井の頭公園の3分の1を占める広大な敷地にあり、170種類以上の動物が飼育されています。 また、彫刻家北村西望(きたむらせいぼう)の作品を展示する彫刻の森や、知的好奇心をくすぐる文化的な施設もあります。 今回は、久々に北村西望の作品主体に見に行きました。 5月4日みどりの日は、入場無料の日です。 1 正面入り口 入場門を入ってすぐのところに北村西望作の作品があります。 1.1 ...