お天気が悪い休日 前から行ってみたかった所沢にある「角川武蔵野ミュージアム」行ってきました。
目次
【角川武蔵野ミュージアム】
ポイント
人間と自然が折り合ってきた悠久の大地、武蔵野の地に2020年オープン。
図書館、美術館、博物館が融合したまったく新しいコンセプトの文化複合施設で、ところざわサクラタウンのランドマーク的存在。
アート、文学、博物などのジャンルを超えてあらゆる知を再編成した、世界で他に類を見ないミュージアムです。
建築デザイン監修:隈研吾 アート部門ディレクター:神野真吾
住所:〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田三丁目31番地3
開館時間:角川武蔵野ミュージアム 10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:火曜日
チケット:*当日チケットもあるが、チケットの種類がたくさんあるので 事前に見学ルートを考えてチケット予約をおすすめ。
ところざわサクラタウン前の駐車場(第1)はいっぱいだったので、第3駐車場に停めました。
¥200/30分 最大料金¥600です。
物産館からサクラタウンには「ところざわサクラタウンブリッジ」が架かっているので、こちらから道路の上を渡れます。
11時半くらいに着いたので 美術館に入る前にサクラタウンで早めに食事でもしようと思ったら ほとんどの店に列ができていて 断念。
角川武蔵野ミュージアムへ向かいました。
急に思いついたので 当日券狙い。
混んではいたものの 雨の日だったので KCM 1DAY パスポート(本棚劇場含む)を購入できました。
ポイント
KCM 1DAY パスポート入場可能エリア
・1F マンガ・ラノベ図書館
・1F グランドギャラリー
・4F 本棚劇場
・4F エディットタウン-ブックストリート
・4F 荒俣ワンダー秘宝館
・4F EDIT&ART ギャラリー
まずは階段を下りて ダリ展に向かいます。
【サルバドール・ダリ ―エンドレス・エニグマ永遠の謎―】
〈グランドギャラリー〉
ポイント
*ダリを、歩く、感じる、浴びる。全世界で200万人が魅了された、ダリの描く不思議な空間に没入する体感型展示*
スペインに生まれ、幻想的で非現実的な独自の内面世界を写実的技法によって克明に描き出し、20世紀を代表する芸術家となったサルバドール・ダリ。
特徴的な口ひげを持つユニークな風貌、奇妙で超自然的なものへの執着、彼のミューズであり協力者でもあった妻のガラへの愛情、多岐にわたるメディアでの活動など、
ダリのさまざまな側面に焦点を当てた映像は、観る者の想像力をかき立て、ダリの独特な世界へと私たちを誘います。
展示空間を自由に歩き回り、ダイナミックな映像と音の中に身をゆだねながら、幻想的で摩訶不思議なダリの世界をぜひご堪能ください。
1階グランドギャラリーでは、360度 ダリ絵画の世界に自分が迷い込みます。
そして 絵画のモチーフたちがその世界観を表現しながら動き出すのです。
まさに 感じて、浴びる。
私はギャラリーのいろいろな所に座りながら 3度鑑賞しました。(ビーズクッションがあったり、階段状の腰かけあり)
グランドギャラリーを進むと「言葉の回廊」があります。
そこでは、ダリの自伝から抜粋した言葉を空間全体に展示。奇想天外なダリの言葉がふりそそぎます。
〈第2会場 ダリを学ぶ「永遠の謎 ダリ!ダリ?」〉
ダリ生誕の地・フィゲラスにある、彼自身が設計や内装を手がけたダリ劇場美術館や当時のパリの劇場をイメージした空間で、
ダリの生涯をたどることができる年表を展示しています。
その先のフォトスポットは ぜひ ダリと同じおヒゲ(用意あり)を使って楽しんじゃいましょう。
【マンガ・ラノベ図書館】
ダリの展示を抜けると 同じ1階に図書館があります。
約3万冊の日本のライトノベルに加え、KADOKAWAから出版されている約7,000冊のマンガや児童書を所蔵しております。
最新の話題作から、その作品の源流となった過去の名作まで、誰もが物語の世界に入り込める図書館です。
丸山くがね作のライトノベルを原作としたアニメ、『オーバーロード』の主人公 アインズ・ウール・ゴウンとアルベド。
いろいろなマンガ・ラノベがあるのでお時間の余裕は必須です。
大人だけでなく お子さんも楽しめるコーナーがあります。
次は4階へ向かいます。
【エディットタウン-ブックストリート・エディットアンドアートギャラリー 他】
ここはエレベーターを降りたときから異空間。
本の息づかいや賑わいが感じられる「本の街」。
松岡正剛の監修のもと、世界を読み解くための9つの文脈によって25,000冊の本が50メートルの通りに配架されています。
みなさん 自分の木になる本を手に取り、新しい本との出会いを楽しんでいます。
アートギャラリーもゆったりと過ごせました。
ちょっとハンモックでくつろいでから 今日のもう1つのお楽しみ「本棚劇場」へ向かいます。
【本棚劇場】
2020年の紅白歌合戦でYOASOBIの中継を見て、(あっ すごい!!)と思った「本棚劇場」
約8メートルの巨大本棚に囲まれた図書空間。
KADOKAWAの出版物のほか、角川源義、山本健吉、竹内理三、外間守善の個人文庫など約20,000冊が配架されている。
この空間に入ると 圧巻です。
「本と遊び、本と交わる」がコンセプトのプロジェクションマッピングは毎時20分ごと上映。
本の内容が表紙の外に飛び出してくるような音と映像の体験が味わえます。
これは4階からも見上げて鑑賞したら ぜひ 今度は5階からも観てみましょう。
武蔵野ギャラリーを出て、SACULA DINERを見たら お昼を食べてなかったことを思い出しました。
さすがに行列だった「ラーメンWalkerキッチン」も空いていたので 煮干中華蕎麦を食して帰りました。
*https://ramen.walkerplus.com/kitchen/
この日は一日中 雨でしたが、「角川武蔵野ミュージアム」に来れて、大満足の休日になりました。