大阪万博ベルギー館は「人間の再生」をテーマに、水の三態(固体・液体・気体)を建築で表現した未来的空間です。
展示は「REACT(予防)」「REPAIR(回復)」「RENEW(革新)」の3ゾーンで構成され、ワクチン開発や再生医療、AI医療技術などベルギーの先端ヘルスケアを紹介。
屋上からの眺望やベルギーワッフル、ビールなどのグルメも楽しめます。
入場は最後の列だけは建物の影に入れましたが、それまでは炎天下を並びました。
公式マスコット「ベルベル」は、生命の最小単位である「細胞」を思わせる、遊び心にあふれた存在で、成長・つながり・変化を体現しています。
入場すると、壁一面を覆う緑と、涼しげに天井から滴り落ちる水でした。
暑い屋外で待たされた身には癒される空間です。
「REACT(予防)」
世界中で病気を予防し、健康を守る
ベルギーは、バイオ医薬を牽引し、ワクチンをEUや日本に供給し続けています。
残念ながら国内では殆どしか使われなかった、アストラゼネカ社のワクチンはベルギー製です。また、ファイザーの工場もベルギーにあるそうです。
これは、ベルギーの研究者たちでしょうか。
「REPAIR(回復)」
生物を再生する。
「RENEW(革新)」
再生医療についての展示のようです。
2つ目の展示室を出ると、1階から続く壁一面を覆う緑の空間が再び現れました。
頭上からは、滝のように線を伝わって水が流れ落ちている様子が見られ癒されます。
屋上へ登ると、大屋根リングを歩く人たちがよく見えます。
小国ですが、存在感のある国ですね。
そういえば、EUの本部はベルギーのブリュッセルにあり、欧州の中心的な国とも言えます。