アマミチューとシルミチューは、沖縄の琉球神話に登場する開闢(かいびゃく)の神々です。日本本土の神話における「イザナギ・イザナミ」に近い存在と考えられており、琉球列島を造り、子孫を繁栄させた祖神として、今も厚い信仰の対象となっています。
アマミチューとシルミチューの聖地がうるま市の浜比嘉島(はまひがじま)にあります。
この島は「神の住む島」として知られています。
浜比嘉島観光マップ
ようこそ、うるま市勝連浜比嘉島へ。
浜比嘉島は、周囲 7kmの起伏に富んだ地形で、 浜と比嘉2つの集落があり、 赤瓦屋根の家並みや石垣といった昔ながらの古民家の佇まいを色濃く残す、 平安座島と浜比嘉大橋で結ばれた車で行ける離島です。
主な産業は、 農業と漁業となっており、 なかでも養殖のモズク漁が有名です。
琉球開びゃくの祖神 「女神アマミチュー (アマミキョ)」「男神シルミチュー (シネリキョ) 」 が宿る島として知られ、拝所や御嶽 (ウタキ) が点在し、 島全体が広大なパワースポットとも言われています。
神秘的な霊力を持つと言われる歴史的文化遺産が数多くある浜比嘉島で英気を養い、 自然に恵まれた景色、 昔ながらの風景等ここでしか味わえない島の魅力をお楽しみください。
目次
1 アマミチューの墓






アマミチューの墓
宇比嘉の東方海岸にアマンジと呼ばれる岩屋の小島があり、そこに洞穴を囲い込んだ墓がある。
地元では琉球開びゃく伝説で有名なアマミチュー、シルミチューの男女二神及び他の神が祠られていると伝えられている。
毎年、年頭拝み(ニントゥウグワン)には宇比嘉のノロ (祝女) が中心となって島の人々多数が参加して、 豊穣・無病息災・子孫繁昌を祈願している。
また、古くから各地からの参拝者が絶えない、信仰圏の広い貴重な霊場である。
文化財保護条例により、 勝連町文化財に指定します。
平成7年2月20日 勝連町教育委員会
説明を読むと、アマミチューだけの墓というより神々の墓のように見えます。

この小島全体もそうですが、浸食により岩石の下方が削られきのこ形をしています。

この島全体が柔らかい岩で出来ています。


沖縄独特の亀甲墓(かめこうば)です。
この形は「母の胎内」を模していると言われており、「人は亡くなると母の胎内(=お墓)に帰っていく」という「出生回帰」の思想に基づいています。



2 アマミチュー、 シルミチューの居住したところ
車で、アマミチューの墓の島の反対側に近い所まで行くとシルミチューがあります。

シルミチュー
字比嘉の南々東端の森の中に大きな洞穴がある。地元では琉球開びゃく祖神、 アマミチュー、 シルミチューの居住したところと伝えられている。
毎年、年頭拝みには比嘉のノロ (祝女) が中心となって、海浜から小石一個を拾って来て、 洞穴内に安置された壺に入れて拝んでいる。また洞穴内には鍾乳石の陰石があり、 子宝の授かる霊石として崇拝され、 信仰圏の広い貴重な霊場である。
シルミチューは、男神とされ、アマミチューとともに島々を造り、人類を誕生させたと言われています。

長い階段です。




下りの写真です。

アマミチュー、 シルミチュー二柱の神がこの洞窟に住み、子供を授かったという伝説があります。



