東京国際クルーズターミナルは、晴海客船ターミナルの代替施設として2020年(令和2年)に開業しました。
土地は、ジャケット工法による人工地盤面を新たに構築し、その上に土木~建築一体の構造でターミナルを建設しています。
五洋建設H/P
このターミナルができる以前に使用されていた晴海客船ターミナルは1991年(平成3年)に、東京の海の玄関として開業しましたが、2022年(令和4年)に営業期間31年間で閉館しました。
閉館の理由は、開業当時は全く想定していなかった客船の大型化により1993年(平成5年)に晴海客船ターミナルの外側に落成したレインボーブリッジ(橋桁高52メートル)を通ることができない船が次々と建造され、それらの船の寄港地が横浜港に取って代わられ始めたことによります。
インボーブリッジは建設当時の象徴的な大型客船であるクイーン・エリザベス2 (QE2) が干潮時にぎりぎり通れる設計でした。
洋上にある東京国際クルーズターミナルへ遊歩道で向かいます。
この写真はターミナルから撮影したもので中心に「船の科学館」があり、その手前に遊歩道、遊歩道の更に手前に車道があります。
船が来ていない時のターミナルは閑散としています。
ここがターミナルの入口。
建物は4階建てで、船が寄港していない時はほぼ人は居ません。
広々としていますが、船が到着した時は人があふれるのでしょうか。
大型客船であれば乗客、乗員あわせて3000人を越す人が一斉に下船します。
4階部分はベランダがあり、寄港した船や東京湾を眺めることができます。
船が来ている時にも行きました。
2023-6-20米国の船会社が所有する小型(30,200t)な豪華客船「Insignia」が寄港していました。(やったー)
小型と言ってもこの大きさです。
前方のデッキで乗客がランチを楽しんでいました。