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和田誠展 絵本やイラストだけじゃない。驚きがいっぱい

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2019年10月に83歳で亡くなったイラストレーターの和田誠さん。

優しく可愛らしいイラストや装丁(私は三谷幸喜や星新一の本の表紙のイメージが強いです)は有名ですが、エッセイ、映画やジャズのポスター、映画監督とマルチな才能がいっぱい。

東京オペラシティーアートギャラリーで「和田誠展」をやっているということで 早速行きました。

東京オペラシティーギャラリー

京王新線「初台駅」東口 徒歩1分 新国立劇場となり

いま 東京オペラシティーは クリスマス仕様です。

サンクンガーデンにクリスマスツリー

謎の口パクパクしたお人形。名古屋なら「ナナちゃん人形」でしょうか。 体つきがごっついので ナナオ君ですね。

あとから調べたら ジョナサン・ボロフスキー作「Singing Man」(シンギングマン)歌う様子を表現しているようです。

東京オペラシティーの3・4階が「東京オペラシティーギャラリー」です。

メモ

【開館時間】11:00 ─ 19:00(入場は18:30まで)

休館日   月曜日(祝日の場合は翌火曜日)全館休館日(2月第2日曜日、8月第1日曜日)

*休館日は展覧会により異なります。

【入場料】企画展 一般 ¥1,200   大学・高校生      ¥800

*企画展の料金は展覧会ごとに異なります。

ぐるっとパスが利用できます。チケット交換も当日券購入も並ばないと入れませんでした。

和田誠展

このギャラリーは通常は写真不可なのですが、今回はOK。

素敵なイラストや 懐かしい雑誌の表紙・ポスターなどたくさんの人がカメラに収めていました。

【似顔絵・装丁・挿絵】

これは演劇のポスターですが、「青大将」本当に似ている。

私のイメージはこのイラスト。もちろん 本の表紙や挿絵も。

【絵本】

1965年から詩人の谷川俊太郎と作ってきた絵本作品もたくさんあります。

・「がいこつ」作:谷川俊太郎

・「これはのみのぴこ」作:谷川俊太郎

この「これはのみのぴこ」から始まる言葉あそび絵本。

お話上手な子どもたちは 私が読むより先に「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもんの しっぽ ふんずけた あきらくん」と声を出すことも多いです。

ユーモアがあふれ出る谷川&和田の最強タッグ作品。

・「あめだまをたべたライオン」作:今江祥智

・「ことばのこばこ」作・絵:和田誠

途中 モニターがあって「みんなのうた」の映像が流れていたのですが、なんと「ねこふんじゃった」や「誰も知らない」は和田さんのイラストレーションでした。

「誰も知らない」は詞:谷川俊太郎 曲:中田善直の作品です。

♪お星さまひとつ プッチンともいで こんがりやいて いそいでたべて

おなかこわした オコソットノ ホ 誰もしらない ここだけのはなし♪

♪オコソットノ ホ♪や♪エケセッテネ ヘ♪と 谷川俊太郎らしい言葉遊びが楽しい歌です。

【商品パッケージ・広告・ロゴ】

父が吸っていて よくタバコ屋におつかいに行って買っていたハイライト。

これも和田誠作品でした。

他にも洒落たデザインのパッケージ案もあったようです。

【週刊文春】

1977年に始まった「週刊文春」の表紙。40年間で2000号分あります。

動物シリーズの年があったようで、写実的な描き方なのに ほんわか可愛いイラストです。

【ポスター】

【エッセイ・映画監督】

和田誠さん 多彩な才能が過ぎますよ。

和田誠さんの奥様は料理愛好家の平野レミさんなのは有名です。

和田さんがデザインしたレミさんの洋服も展示されています。

前後でお話しが完結するようにイラストができています。素敵なご夫婦ですよね。

まだまだ紹介できない作品がいっぱいです。

東京オペラシティーギャラリーでの「和田誠展」は2121年12月19日(日)まで。

このあと 全国を巡回する予定なので、お近くに来た際は ぜひ鑑賞してください。おすすめですよ。

2022 春 熊本市現代美術館

2022 夏 新潟(調整中)

2022 冬 北九州市立美術館 分館

2023 秋 愛知

Nuppe

 

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