秋田県男鹿市にある「男鹿水族館GAO」に行ってきました。
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【男鹿水族館GAO】
所在地:〒010-0673 秋田県男鹿市戸賀塩浜
開館時間:通常は9:00~17:00(最終入館16:00) 休日などは17:30終了
11月1日の冬季営業は9:00~16:00(最終入館15:00)
*来所前に必ずご確認ください https://www.gao-aqua.jp/
入館料:おとな ¥1100 小中学生 ¥400(幼児無料)
大館能代空港から秋田自動車道を通るルートで約1時間半。
男鹿駅から車で30分。
男鹿半島の西北端 漁師の町 戸賀にある「男鹿水族館GAO」
日本海の荒々しい岩場の風景がとっても素敵な海岸沿いに建っています。
男鹿水族館GAOと周辺の海岸
男鹿水族館GAOは秋田県唯一の水族館で、 通年展示されている男鹿市の魚「ハタハタ」や男鹿半島沿岸に生息する魚を知ることができます。
GAOの前の海岸に広がる平らなあずき色の岩は、 約 3,000万年前に火山から流れ出た溶岩です。 その間には灰色の岩石が高くそびえていますが、 これは岩脈といい、 地下深くのマグマが岩石の割れ目に入り込み、その中で冷えて固まったものです。
またここでは昭和58 (1983) 年の日本海中部地震で発生した津波によって尊い命が失われました (スイス人女性の慰霊碑)。
男鹿の海大水槽
1階 水族館の入り口すぐに「男鹿の海大水槽」があります。
男鹿の海底
日本海の誕生は2800万年前に始まると考えられています。面積は国土の3.5倍(約130万km²) あり、最深部が3610m、平均の深さは
1350mです。 海底は山脈と海盆が分布する海域と大和海嶺や朝鮮海台の高所、そして水深3000mを超える日本海盆に分かれます。
その日本海の中心部に位置する「大和海嶺」は巨大な台地状の高まりで好漁場となっています。また男鹿沖の海底には「男鹿向瀬」や「新礁」・「千秋礁」があり、この大水槽ではそこに集まる魚たちを展示しています。
大水槽のガラス(アクリル素材)はとても厚いです。
男鹿の海大水槽は幅15m、 奥行き9.5m、深さ8m という男鹿水族館最大の水槽です。 この大きな水槽を一面に見ることができるガラス (正確にはアクリルといいます)の厚さはなんと49cmもあるのです。 幅10m、 高さ7m というこの巨大なアクリルはどうやって作られるのでしょう。 実物を横からご覧下さい。 すると 9枚のアクリルを溶接して作られたことがわかります。 9枚のアクリルを重ねても継ぎ目がわからないこの透明感、まさに神業です。
大水槽をぐるりと見ながら 2階へ。
日本の海水魚・そして 癒しの動物たちがいっぱい
日本の海水魚
流氷からサンゴ礁の海まで、 日本の海は様々な姿を見せてくれます。
こんなに変化に富んだ海のある国は、世界でも稀な存在です。 それは生息する生き物たちの種類のおおさを物語るものでもあり。 つまりそれは暖かい海と冷たい海の生物群がひとつの海域に混在することを意味するのですが、単に「混じり合う」のではなく、生き物たちは全て立体的に生息しているのです。
これは寒流と暖流の影響によるもので、日本沿岸ではその海域にいか生息しない種類がおおく見られます。このような条件によって日本周辺は「海の幸」 に恵まれた豊かな海になっています。
全体に チョット暗めの展示エリア「日本の海水魚」
でも 手作りの紹介POPが親しみやすいです。
【可愛すぎる ホッキョクグマ】
GAOには3頭のホッキョクグマがいます。
18歳の豪太くん、22歳のユキちゃん、そのこどもの1歳のフブキ君です。(2022年10月時点)
フブキ君はお母さんのユキちゃんにべったり甘えん坊のようで、2頭のくつろぎのシーンが何度も見られました。
もうすぐ2歳になるフブキ君は お母さんとそんなに大きさが変わりませんね。
最初 どっちがフブキ君か分かりませんでしたが、
多分ですが、寝転がりながらやんちゃに足を動かし 甘えるしぐさ&声を出していた方がフブキ君ではないかと思いました。
豪太君は別のお部屋 日向ぼっこしていました。
【ペンギン】
泳ぎが速い「ジェンツーペンギン」と黄色い羽根が素敵な「キタイワトビペンギン」
この子はキタイワトビペンギン。
【カリフォルニアアシカ&ゴマアザラシ】
アシカはパイプの端っこをおもちゃにして、くるくる回ったり鼻でつついたりして遊んでいました。
お昼寝中。
ゴマアザラシの水槽を回ってみると 視線が・・・。
うん?! 寝てる?!
ちらっと眼を開いた。でも 動かない。
そのうち お仲間もこっちの水槽へ。
そして ハイポーズ。
この子もお昼寝中。
最期まで のんびりまったりな歓迎をしてくれた水族館の動物たち。
秋田での「のんびり旅行」を楽しむのなら この水族館は外せないですよ。