史跡めぐり好きの私たち 今回は「角館の武家屋敷を見に行こう」と計画を立てました。
お宿はその角館駅に隣接する「ホテルフォルクローロ角館」です。
目次
秋田新幹線 「こまち」
初めて乗る秋田新幹線。
秋田新幹線「こまち」に乗って 角館まで東京から3時間です。
新幹線の停車駅でもある角館はけっこう近い。
今回は大宮から乗車して角館に向かいます。
大宮からなら2時間39分です。
車体前面ライトの位置がイルカチックな愛嬌のある「こまち」
車体上部の茜色は秋田の祭り「竿灯の提灯やなまはげの面」をイメージしたとか。
側面はE5系と同じ「飛雲ホワイト」を基調に「アローシルバー」のラインを配して秋田の雄大な雪景色と伝統工芸である銀線細工を表現しています。
乗車の際にちょっと違和感を感じたのは バスの様なステップがあったこと。
(これは 角館で降りた時に写真を撮りました)
この路線 東京駅 - 盛岡駅間は東北新幹線を走行し、盛岡駅 - 秋田駅間は在来線の田沢湖線・奥羽本線を直通して走行します。
在来線の線路に乗り入れているので 座席が右2列 左2列と少し狭い(座席自体の広さは同じくらいでした)
通常の新幹線ホームではすき間ができるからステップが下りているようです。
在来線列車との時間待ち合わせで 少しだけ駅に停まっていました。
時速も新幹線区間:最高速度は320 km/h、在来線区間は130 km/h。
山や田畑も近くて ちょっといつもの新幹線の車窓とは異なって面白かったです。
(フツーに田んぼの中に踏み切りがありました)
新幹線の反対ホームに在来の田沢湖線が入ってきました。
この列車待ちで 新幹線は角館駅で待ち合わせ停車です。
本当に同じ線路使っているのですね。
路線は違いますが お隣には秋田内陸縦貫鉄道も停まっていました。
角館駅
秋田新幹線 田沢湖駅の次が角館です。(秋田県仙北市角館町中菅沢)
今まで降りたことのある新幹線の駅とは ちょっと趣が違います。
構内を出ると休憩所とコンビニ「New Days」があります。営業時間は6:30~19:00
駅名の由来 ー角館駅―
地名の由来は諸説ありますが最近では、桧木内川と院内川が交わった角(かど)の地に館がつくられたことから「角館=かくのだて」と呼ばれるようになったのではないかといわれています。角館が歴史の表舞台に登場するのは、豊臣秀吉の小田原攻めに参戦した戸沢氏が、その功により秀吉より「領知朱印状」を与えられたのがはじまりです。
。
城下町として栄え、江戸時代の町並みが今も残ら武家屋敷通りと、京都から輿入れした姫君が持参したという枝垂れ桜がしっとりとした風情を見せてくれます。
また桧木内川の桜並木や名産樺細工(かばざいく)など、桜と縁のある町です。
先ほど見えた秋田内陸縦貫鉄道の青い電車はこちら。
駅前の駐車場は無料です。
ココがいっぱいでも 5分ほどのところにも無料駐車場があります。
駐輪場はこんな感じ。
こちらは仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」
観光マップはここでもらいました。
休憩スペースやお土産も売っています。
角館の商家や町屋に伝わってきた地域の伝承文化「押絵」が飾ってありました。
角館は芝居好きな土地柄だったようで、歌舞伎を題材にした人形が多かったです。
お雛様も 着物の布の優しい 雰囲気がピッタリで 素敵でした。
上には登れなかったのですが、2階(ロフト?!)に角館の祭りに登場する曳山(ひきやま)の武者人形や歌舞伎人形が飾られていました。
私が行った時は、お舟や頓兵衛、新田義興が出てくる 平賀源内の歌舞伎作品「神霊矢口渡 頓兵衛住家の段」(とんべえすみかのだん)でした。
ホテルフォルクローロ角館
角館駅を出て すぐ左側に建っているホテルです。
チェックイン前に、荷物をフロントに預けて角館観光に行くにはベストな立地です。
メモ
■ホテルサービス・設備・アメニティ■
駐車場・朝食無料 全室Wi-Fi対応
26型液晶テレビ、浴衣、歯ブラシ、フェイスタオル、バスタオル、湯沸しポット、お茶セット、冷蔵庫、ドライヤー
洗浄機付きトイレ、ハンドソープ、ボディーソープ、リンス、シャンプー、加湿空気清浄機、スリッパ
事前に調べたのですが、周囲にはあまり食事をする店は無いので、
夕飯もホテルにある「お食事処 茶房 さくら小町」を利用しました(無料朝食もここ)。
角館の名物を調べたら【比内地鶏親子丼・稲庭うどん・いぶりがっこ】らしい。
というわけで 比内地鶏やクリームチーズ&いぶりがっこをおつまみに地元のビールを美味しくいただきました。
《朝食》
パンやヨーグルトもありました。