播磨坂は、東京都文京区小石川にある桜並木の美しい坂道です。
地下鉄丸ノ内線の茗荷谷駅から徒歩約7分の場所にあります。
第二次世界大戦後の区画整理により「環状3号線」の一部として整備され、かつてこの地にあった松平播磨守の上屋敷にちなみ「播磨坂」と名付けられました。
松平播磨守は、水戸藩の支藩で、現在の茨城県久慈郡大子町保内にあった保内藩(ほないはん)の初代藩主です。
後に常陸府中藩(茨城県石岡市)、に移動しました。
播磨坂は、1960年に地元住民の手で約150本の桜が植えられ、現在では春になると見事な桜のトンネルが楽しめます。
2025年度の「文京さくらまつり」は、3月22日(土)から4月6日(日)までの期間開催されました。
それでは、坂の下から中央の遊歩道を歩いてみましょう。
撮影日は4月2日。気温は13℃位の曇天です。
かつては片側2車線の車道でしたが、車線数に比べ交通量が少ないことから、1995年に中央寄りの2車線を塞いだ部分に遊歩道が新たに設けられました。
坂の中間地点まで来ましたので、見下ろして右側の道路を撮影。
次は左側。
中央の舗道から、左側の歩道に写り下って行きます。
坂の下までたどり着きました。
2025年は、満開後に一時的な寒の戻りがあったために桜の花が長持ちし、例年よりも見頃の期間が伸びました。