大阪・関西万博の「未来の都市」パビリオンは、「幸せの都市へ」をテーマに、最先端技術と未来社会を体験できる展示空間です。
全長150mの巨大施設に、地球誕生からSociety 5.0までを描く映像展示や、未来の暮らしを体感できるキューブ型展示、社会課題をゲーム感覚で解決する参加型アトラクションなど、15の多彩なコンテンツが集結。
子どもから大人まで楽しみながら未来を考える場となっています。
このパビリオンには12社が参加し、それぞれ得意分野で展示を行っています。
入口には何やらゴーギャンの有名な絵のタイトルを使って、これからの都市について入場者に問いかけています。
入場すると圧巻の巨大スクリーンがお出迎え。
Society5.0は、我が国が目指すべき未来社会の姿であり、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会です。
「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」のことです。
巨大スクリーンを抜けるとキューブの展示が4つあります。
家庭を見守るホームAI
移動や物流
自動運転が主流になります。
遠隔エンターテイメント
遠隔地から、美術館の絵画が鑑賞できます。
ここから参加型シアターの未来シアターに入りました。
お姉さんが出てきて、ゲームの説明をしてくれます。
ここからは自分のスマホで、設問に対して答えてゆきます。
どんな未来になりたいか参加者の意見を聞きます。
- 川崎重工「CORLEO」&「ALICE SYSTEM」:四足歩行モビリティ「CORLEO」は、未舗装地や自然環境の中でも軽快に動き、まるで乗馬のように身体で操るスタイル。、「ALICE SYSTEM」は、出発地から目的地までの移動を、複数のモビリティが自動連携するというコンセプト。
車が、シアタールームになっています。
くつろいでいるうちに目的地に到着します。
小松製作所
水中工事できる重機です。
商船三井
商船三井の「ウインドハンター」は、洋上風力を活用して水素を製造・貯蔵・運搬するグリーン水素生産・供給船です。帆による風力推進と水中タービン発電を組み合わせ、航行中に水素を生成。生成した水素はメチルシクロヘキサン(MCH)として船内に貯蔵され、需要地へ供給可能です。ゼロエミッションを目指し、世界各地の水素サプライチェーン構築に貢献する革新的なプロジェクトです。
日本特殊陶業の展示
お兄さんが、一人で何かの演技をしていました。
燃料電池の動きを表現しているのだと思います。
農業とその物流に関するゲームに参加していました。
クボタの農業用ロボットです。
各社が想像する未来は盛りだくさんでした。
そんな未来が早く来るといいですね。