秋になると 風が吹くたびに どこからともなく落ち葉が飛んできますね。赤や黄色 風が強いと まだまだ緑の落ち葉もあったりして 秋の景色はカラフルでとても楽しいです。
戸外での落ち葉あそびは、カシャカシャと踏んで音を楽しんだり、山になった落ち葉を蹴飛ばしてみたり、パ~っとまいてみたり。ちょっとぐらい寒い日も 体いっぱい使ってポカポカです。
せっかくのきれいな落ち葉たち「持って帰りたい!」と子どもたちは思うはず。
その気持ちをおとなも一緒にたのしみながら、子どもが拾った落ち葉を使い「セロテープで貼る」体験をしてみましょう。
落ち葉の取り扱い注意点
・公園や学校、公共施設など 公的に手入れがされている場所の落ち葉で遊びましょう。
(よそ様の家の葉っぱは、お散歩などで目に付きやすいですが 消毒など薬品散布の時期が分かりません。公的な場所の場合は ある程度の告知がされています。)
・綺麗に見えても 小さなダニなどついている場合もあるので、工作に使う前に軽く除菌シートで拭きましょう。
・枝を折ったり、むやみに葉をむしりとるなど 社会ルールに反することはやめましょう。
目次
1 下準備
1-1 落ち葉を伸ばす
・落ち葉は虫に食われているもの、色が変わりかけの物など いろいろあって、あれこれ拾っているとビニール袋にいっぱいになると思います。
除菌シートで軽く表面を拭いたら、新聞紙や雑誌、キッチンペーパーなどに挟んで 厚手の本を乗せてまっすぐに伸ばしましょう。
1-2 年齢に合わせたセロテープの使い方 【準備】
【2歳ぐらい】
・慣れるまでは透明のテープは裏表が分かりにくいので、まずはカラーテープ・マスキングテープなど色がついているもので、接着面と表面の違いを覚えます。
①シールの台紙にカラーテープ・マスキングテープを切って貼っておく。
②お菓子やのりの空き缶などにセロテープを切って貼っておく。
【テープを数回経験した3歳くらい~】
・手先が器用になると手で持つタイプのテープ台でも使えますが、まずは少し重さのあるテープ台を準備しましょう。
*セロテープを切るには、右手と左手が違う動きをしてタイミングを合わせて切ります。とくにテープ台の刃を利用して切るためには、圧をかけながら下に引っ張ります。
この時テープを持っている手の手首の動きが大切になってきます。これは何回も練習して 失敗を繰り返しながら覚えていくので、大人にはテープの無駄使いに見えますが、切り方のコツを教えてあげながら優しく見守ってあげてください。
2 テープで落ち葉を貼ろう
2-1 落ち葉ののれん、首飾り
*麻ひもや毛糸、紙テープなどはテープが貼りやすいのでおすすめです。細めの糸などは、貼り方が弱いとスルっと抜けてしまいます。
2-2 落ち葉のランチョンマット(+透明ファイル)
①落ち葉や他のシールも貼って、カラフルなランチョンマット
②色鉛筆で絵を描いてから 落ち葉を貼ったランチョンマット
2-3 落ち葉レター
・厚紙をはがきサイズに切って利用する。 ・印刷用はがきを利用する。
今回は落ち葉の季節に便乗して、「セロテープの使い方」体験をしてみました。
テープの切り方だけでなく、長さの調節・テープを貼る位置など 経験してみないと分からないことがたくさんあります。
芸術の秋 大人はケガの無いように気をつけながら お子さんの「アート作品」が出来上がるのを見守ってあげてくださいね。
「落ち葉で遊ぼう② 葉っぱのこすり絵」もアップされています。