2020年10月6日~11月29日まで開催されているトーハク「桃山 天下人の100年」
チケットを入手して、インターネットからの事前予約をして訪れました。
目次
上野恩賜公園
JR上野駅は新しい駅舎が完成していました。駅前にあった横断歩道は無くなり 直で上野公園に入れるようになってます。
駅のロータリーはあと少しで完成のようです。
上野恩賜公園は世界遺産で有名になったル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館(松方コレクションを中心とした西洋美術を展示)をはじめ、国立科学博物館、東京都美術館、東京芸術大学美術館、東京都美術館など日本屈指の美術館・博物館が集結しています。
コロナ禍のいま 人出はビックリするほど少ないです。まず海外の方がほとんどいない。
休日の朝10時にこの状況でした。上野公園の閑散とした様子 初めてみました。イベントのテントが無いのも珍しいです。
東京国立博物館
東洋館にあるミュージアムシアターで映像鑑賞
入口でチケット共に予約時間が書かれた紙(自分で事前に印刷)を見せて入場します。
特別展は11時に予約でしたが、TNM&TOPPAN ミュージアムシアターで海外の方向けに日本の歴史や文化をギュギュっと濃縮した4K画像の映像が鑑賞できるので 少し早めに来ました。
「A GLIDE ON THE GREAT WAVE ~Experience Japanese Culture at TNM~」
2020年7月1日~12月20日予定 開演時間10:30/13:00/14:30(月・火除く)上映時間15分
東洋館地下にミュージアムシアターがあります。
上映が始まるまで、東洋館の中の展示を鑑賞しました。
「夢をかなえるゾウ」でおなじみのガネーシャです。結構イケメンです。
ブッダ像です。
ミュージアムシアターの4K映像。博物館の絵画や日本の街並みをジェットコースターのように紹介。迫力満点でした。
平成館 特別展示「桃山 天下人の100年」
日時指定の予約が必要です。検温・消毒はモチロンですが、ソーシャルディスタンスを取りながら時間ピッタリまで待ってからの入場でした。
安土桃山時代の日本史上最も豪壮で華麗な「桃山美術」の作品を中心に、室町時代から江戸初期にかけての美術品や刀剣、焼き物、着物など時代の移り変わりを感じる展示がたくさんありました。
利休や秀吉の愛用した器や茶壷、狩野派の圧倒する屏風など一見の価値ありです。
パンフレットにもなっている狩野永徳筆の「唐獅子図屏風」は見事で、「ガラスにあまり近寄らないでください。」と表示がありますが、見入ってしまいました。
見学目安も90分と掲示がありましたが、なかなか見事な展示が揃っていて、気がついたら2時間経っていました。
東京国立博物館 本館(日本ギャラリー)
季節に応じて入れ替えをしながら 常設展示をしている本館。トーハクに来ると必ず国宝室を訪れます。短い期間の入れ替えですが、国宝の美術品、書、絵画などめったに見ることのできない国宝が展示されています。今回は和歌が書かれた「秋萩帖」が展示されていました。
お隣の刀剣の展示では、三日月形の焼刃が特徴的で美しい国宝「太刀 銘三条 (名物三日月宗近)」が展示されていました。
ゆっくり見学していたので昼時も過ぎ 家族連れが噴水まわりに集まって、にぎわっていました。
いつものアメ横「二木の菓子」でおやつを購入して帰路につきました。
久々の美術鑑賞は大満足。この後も特別展「日本のたてもの 自然を活かす伝統の技と知恵」、「国宝 鳥獣戯画のすべて」と興味ある展示が目白押しです。
当分の間は 事前の日時予約が必要になると思います。コロナの状況をみながら、体調を万全にして次回の展示を心待ちにしたいと思います。