オリンピックは2021年8月8日に無事閉会式を終えました。
開催中、卓球会場だった東京体育館も、国内外の選手、監督、コーチ、メディアの方たちを沢山迎えることができました。
無観客ではありましたが、日本チームの活躍もあり、国内では大注目をあびた会場でした。
私たちボランティアも、選手とともに会場に詰めていましたが、夜遅くなるのも忘れて、応援していました。
組織委員会からは参加証をいただきました。
ここで、今一度 日本選手の活躍を備忘録として記載しておきます。
なかなか中国の厚い壁は打破できませんが、今回の日本チームの結果をこうして並べてみるとすごいですね。
目次
1. パラリンピックの準備
パラリンピックのボランティアにも参加します。そして、準備の方も着々進んでいます。
オリンピックのシンボルマークは五輪ですが、パラリンピックのマークは、青、赤、緑の3色の曲線でできている「スリー・アギトス」です。
それぞれ、人間の最も大切なことである、「 心(spirit)」「 肉体(body)」「 魂(mind)」を表しているそうです。
「アギトス」は、ラテン語 agito の複数形で、agito は、「私は動く」という意味だそうです。
困難なことがあってもあきらめずに挑戦するアスリート達を表現しています。
意味を知ると、パラリンピックの開催目的がより一層伝わりますね。
ピクトグラムもオリンピックバージョンから、パラリンピックバージョンに模様替えされ、選手を待ちます。
これがオリンピック卓球のピクトグラム ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こちらがパラリンピック卓球のピクトグラムで、車いす卓球を模したデザイン。
2. パラリンピックの卓球開催前の予習
2.1. クラス分け
競技は男女別に障がいの種類や程度で分けられたクラスごとに行われます。
東京パラリンピックでは個人戦と団体戦があり、個人戦では男子11クラス、女子10クラス、団体戦では男子6クラス、女子4クラスで順位が競われます。
日本障がい者スポーツ協会H/Pから
日本人では、開会式の旗手に指名されクラス9で活躍する岩渕幸洋選手がいます。
2.2. オリンピックの卓球との主なルールの違い
-
- 卓球台の大きさは、オリンピックの物と変わりません。
ただ、車いすの選手の競技の邪魔にならないように、脚が内側に取り付けてあります。 - サービス球が、レシーバ側のサイドラインから出るとレット(やり直し)となります。
- ダブルスの時の返球はチームメンバがそれぞれ交互に行う必要がありません。
- 卓球台の大きさは、オリンピックの物と変わりません。
3. 参加するにあたって心構え
事前研修では、障がい者の障害は、障害を作っている周囲の環境にあると説明を受けました。
いかに、参加する選手に障害なく、大会を運営できるかがサポートするスタッフの務めです。
どんな雰囲気になるのか分かりませんが、大会がスムーズに行われるように協力して行きたいと思います。