いろんな料理の隠し味や薬味に重宝される生姜(ショウガ)
暑い夏の冷やむぎに冷ややっこ、漬物や茄子の煮びたし 美味しいですね。
冬は煮物にスープ、魚や肉の臭み取りにも大活躍です。
一年中 活躍の場がある生姜(ショウガ)
出来るだけ傷めないで、「美味しく 長持ちさせたい」と思うのは主婦の誰もが願うところですよね。
今回 ショウガの保存方法を 日持ちの長さ別にご紹介したいと思います。
目次
1 年中使いたい方におすすめ
*6か月~1年くらい保存可能 焼酎につける(大量向き)
材料: ショウガ ホワイトリカー【果実酒用】 保存容器・大瓶など
(匂いや味が強くないアルコールなら代用も可、ジン・ウオッカでも大丈夫です。)
作り方
① ショウガの土は洗い流し、水気をキッチンペーパーで拭きとり、出来れば少しだけ 乾燥させる。
② ショウガの量に合わせて 保存用の空き瓶、保存容器を用意。
③ 梅酒や果実酒用ホワイトリカーにヒタヒタになるほどつける。
④ 本体の瓶は倉庫や食品庫など冷暗所に入れて、使う分だけ小さな保存容器に入れて冷蔵庫にストックしておく。
小分けしておくと、使いかけのショウガも また そのまま瓶に戻せます。
*中までアルコールがしみてるわけではないです。
料理に使うと 皮部分のアルコールはほとんど飛びますが、心配な方は少量ずつ試してくださいね。
*1ヶ月くらい保存可能 冷凍保存する
材料: ショウガ サランラップもしくは 保存袋
① ショウガの土は洗い流し、水気をキッチンペーパーで拭きとり、出来れば少しだけ 乾燥させる。
② 薄くスライスorすりおろす。
③ 使いやすいように 平たくなるように保存袋に入れる。 サランラップの時は小分けにして、空気を出来るだけ抜く。
注意
丸ごと冷凍も出来ますが、おろすのが手ごわいです。
また 解凍した後は クタクタになって、風味を損ないます。
使う分だけ解凍しましょう。スープなど加熱するときは凍ったままでもOKです。
冷凍されても 少しずつ水分が抜けていくので、風味を損なわないうちに 早めに使い切りましょう。
2 スーパーで買ったひと袋 使い切りたい
ショウガは暑い国から来た野菜です。
そのまま冷蔵庫保存は不向きです。
そのままの状態で保存するのに最適な温度が12~15度 湿度も高めです。
水分が抜けてカラカラになったり、カビが生えたりする前に使い切りましょう。
*2週間保存可能 冷暗所に置く
・調理前の使っていないまるごとのショウガを新聞紙や紙袋で包んで、冷暗所で保存。
夏の時期は室内が暑いので 冷蔵庫の野菜室で保存。
*1~2週間保存可能 冷蔵庫の野菜室で保存
*新聞紙を使う方法
1、新聞紙やキッチンペーパーでくるんだら ポリ袋に入れて軽く口を結ぶ。
2、冷蔵庫の野菜室で保存。
*アルミホイルを使う方法
アルミホイルできっちり包み、冷蔵庫の野菜室で保存。
*使いかけのショウガを保存
・少量残っている時 家に焼酎やジン・ウォッカなど匂いが少ないアルコールがある方は 保存容器に入れて、浸すだけでOK。
・お酒が家にない時は水で浸すのもあり。
(こちらは 2~3日ごとに水を入れ替えてください。冷蔵庫で3~4週間はもちます。)
このほか
甘酢漬け、はちみつ漬け、紅茶や煮物用に薄くスライスして天日干しなど
漢方にも使われる生姜をみなさん いろいろな形で美味しくいただいているようです。
3 まとめ
ちょっとあると 数倍美味しくなる生姜(ショウガ)。でも 丸ごと1個はなかなか使いきれない。
お手元にあるショウガの量と手間を考えながら 自分に合った保存方法を試してみてください。
我が家は焼酎漬けのショウガを毎年 義実家で頂いてくるので、本当に助かっています。
葉ショウガもいいですよね。
味噌をつけて食べるのが大好きです。
ぬっぺ/Nuppe