博覧強記

東京街歩き:文京区林泉寺の縛られ地蔵

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東京には縛られ地蔵が2か所あります。

葛飾区の業平山・南蔵院 (天台宗)

文京区の清龍山・林泉寺 (曹洞宗)

今回は文京区林泉寺のものを紹介します。下の地図は東京メトロ丸ノ内線茗荷谷周辺の地図です。林泉寺は四角の赤枠で囲んであります。

丁度、茗荷谷駅の南側の斜面にあります。

寺の入口は下の写真の感じです。裏口は茗荷谷の駅の3番出口から行けますが、ここは2番出口側からでて坂を下ったところにあります。

入口の階段を上って行くと、登り切った左手に縛られ地蔵があります。

“お地蔵さんのお参りをする前に、本堂でお参りをしてください”とのメッセージがありましたので、まず、本堂2階でお参りを済ませてから、お地蔵さんのところへ戻りました。

 

願をかけて、お地蔵さんを縛るのだそうで、お地蔵さんの前には、願掛け用の縄が何本か掛けられています。縄代は”こころ付け”とのことです。

 

由来は、お寺の入口にもありましたが、お地蔵さんの近くにも書いてあります。"えほん"もありますけど・・

願いが叶うとほどくのであれば、こんなに縄が一杯にならないのではとも思うのですが、願いが叶なわないのか、叶ってもほどきに来ない人が多いのか、ディスプレイ用に和尚さんが縛りの追加しているのか、どうなんでしょう。

 

下記の本 「本郷界隈を歩く (江戸・東京文庫)」では

ここのお地蔵さんは慶長7年(1602年)林泉寺を開いたときに、伊藤半兵衛長光が両親の供養のために寄進したものとのことです。その時のお地蔵さんはただいま修復中で下の写真の様にシートにくるまれていました。1600年が“関ケ原の戦い”ですので、めちゃくちゃ昔のことです。

他にも、縛られ地蔵があるのかと思い、ネットで探してみましたが、どうやら、東京の2か所以外には無いようです。それぞれ宗派も違うし、お寺通しの直接的なつながりは無いようです。ちなみに大岡政談で有名な南蔵院の方は元禄14年(西暦1701年)の造立で、100年ほど新しいので、順番からすると林泉寺のお地蔵さんが先です。





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