夏が過ぎて涼しくなると 少しずつお出かけしたくなりますよね。
とくに赤ちゃんがいる家庭では、 夏の暑さのせいだけでなくコロナの影響で 冬・春・夏とSTAYHOMEの日々だったでしょう。
外遊びやお出かけの際のコロナ対策については「新型コロナウィルス禍 赤ちゃんをどう守るか。」に詳しく書いてあるのでご覧ください。
今回は元気いっぱいお外で遊びたい赤ちゃんや幼児さんの「秋の遊び着の選び方」をご紹介します。
目次
1 お散歩や外遊びの時の服装選び 気をつけたいポイント
1-1 装飾やポケットは少な目がいい
赤ちゃんや幼児さんは視野がまだ狭いです。ほとんどまっすぐ前しか見えていないと思った方が良いです。
赤ちゃんは自分の行きたい目標に ただひたすら向かって進んでいきます。周りに何があるかなんてお構いなし。とくに子どもは狭い場所や低い場所を好んで入っていきます。
そんな時 服の飾りひもやパーカーのフード、ポケットが遊具の突起物や枝に引っかかって転んだり、襟元が縛られて息が苦しくなって事故が起こることがあります。
ケガや事故にあわないように 外遊びの服は、装飾やポケット、ひもなどができるだけついていないものがおすすめです。
また おしゃれが好きな1・2歳くらいの女の子は首にネックレスをしたり、ポシェットをかけたりすることもあるとおもいますが、これも 遊具に引っかかる原因になりますので 遊ぶ時は保護者が必ず預かりましょう。
こどもの視野についてはこちら 「赤ちゃんのいる生活 ヒヤリ・ハッとしないために 危険を知って対策しよう①」
1-2 服の生地はゴワゴワしない、動きやすい素材がおすすめ
涼しくなってくると、(子どもが風邪をひいてしまうのでは)と心配して、厚手の服を何枚も着て、顔を真っ赤にして遊んでいるお子さんを見かけます。
ねんねの頃の赤ちゃんは、体温調整がまだ未熟ですが、動きが活発になる1歳近くの子は 体温も上昇して大人より1枚少な目でも大丈夫です。
汗もかきやすいので、背中に手を入れて汗をかいていたら こまめに拭いてあげて、1枚上着を脱がしてあげましょう。
赤ちゃんの服の調整 基本は「薄手の服を重ね着して状況に合わせて減らす」です。服の素材は汗を吸いやすい綿が入った生地がおすすめ。上から砂場着を着るなら 中は綿のロンパースでも十分でしょう。
固いデニムのズボンや、汗を吸わないフワフワ・モコモコの服などは遊び着には不向きです。
また 小さな子どもは 足の裏や手のひらで体温調整しているので、「足つきのカバーオールやロンパース」は、熱の逃げ場が無くなります。靴下で調整できるようにしましょう。
子どもの足についてはこちら 「足の発達を知って、楽しく・無理なく赤ちゃんの足を育てよう」
1-3 遊ぶ時の上着選び
気持ちよい気温の時は、長袖にズボンや下着の上につなぎやロンパースで十分ですが、少し寒い日は、公園に行くまでの道中など上着が必要になります。
ベビーカーにおとなしく乗っている子は、ひざ掛けやポンチョ・カーディガンも良いでしょう。
手をつないで自分で歩いていく子にお勧めなのが、ベスト。脱ぎ着しやすく、脇や肩の動きも楽です。
子どもは汗をかきやすいですが、周囲の温度にも体温が左右されやすいです。体を冷やさないためには、大切な臓器の集まるお腹や背中を保温することが大切です。
2 おすすめの遊び着
2-1 砂場で大活躍の服
動きやすいインナーとあわせて着るととっても重宝します。とくに 帰宅時 砂の持ち帰りが少なくて済みますよ。
2-2 とっても便利(スモック)
2-3 上着
2-4 帽子
帽子を嫌がる子も多いでしょう。帽子は、遊んでいるお子さんの頭の保護にもなり、防寒にも役立ちます。また 目立つ色の帽子は、走るのが好きなお子さんを追いかける目印になりますよ。
まとめ
今回はお散歩や外遊びを安全に楽しめるように、「秋の遊び着」選びのポイントを紹介しました。
お散歩は子どもたちにとって、楽しみがいっぱいです。どんぐりや石を拾ったり、近所の犬に会ったり、花壇のお花やかわいいドア飾りを見つけるのも楽しいです。
せっかくの子供との時間です。ぜひ おとなも季節を感じながらお散歩して、お子さんといろんな発見を楽しみましょう。きっと リフレッシュできますよ。
そして 帰宅後は、うがい手洗いを忘れずに行ってくださいね。