小さなお子さんは鏡に映る自分が大好き。
「これ 何だろう?」
「どうして 私のそばにいて 見てるの?」と手を伸ばして触ってみたり、振り返ってみたり。
不思議な誰か(鏡に映る自分)の動きや目線など鏡の中の世界にくぎ付けです。
メモ
赤ちゃんが鏡の中の自分を認識できるようになるには 1歳半ごろからだといわれています。
ミラーテスト/マークテスト(子が気づかないうちに 子の鼻やほっぺなどに塗料やシールなどでマークを付け 鏡を見せて自分に付いたマークをとろうとするか。)をして 確認するのもいいですが、
せっかく 鏡の中のお友達と楽しく遊んでいるのなら その時間も大切ですよね。
鏡の前でママやパパが抱っこしてあやすと 赤ちゃんは笑顔で答えてくれます。
自分のことも分かっていないので、ママ・パパをわかっていないかもしれませんが・・・。親しみは大いに感じていますよ。
そんな鏡大好き赤ちゃんと鏡で遊んでみましょう。
目次
家の中につくる鏡スペース
我が子が小さかったころ TV台の中のDVDデッキについていたスペクトラムアナライザー(棒グラフが光る)が気になり、何度もハイハイをしてはその前で光を観察していました。
ガラス扉がついていたのですが、お座りができるようになると開け方も覚え、DVDデッキのボタンも覚えトレーを出し入れしたり、中におもちゃを突っ込んだり・・・。
そこで 子どものいたずら防止に対策したのが鏡フィルムでした。
窓用ガラスフィルム マジックミラー (シルバー, 90cm×200cm)
このフィルムはツルツルな面に貼ると けっこう鏡のように映ります。
家具にミラーシートを貼る
雰囲気はこんな感じでした。DVDデッキのリモコンの反応は悪くなります。仕方ないですけどね。
余ったミラーシートをTV台のガラス面だけでなく、リビングカウンターの側面にも貼りました。(ツルツルな面に貼れます)]
そんな経験を踏まえ、子育て施設でも壁の鏡を提案。
廊下の角に取り付けて、赤ちゃんの鏡遊び&廊下での衝突防止に役立っています。
段ボールにミラーシートを貼る
できるだけたいらな段ボールにミラーシートを貼って うつぶせの赤ちゃんが遊べるおもちゃを作ります。
赤ちゃんがケガをしないように四辺はテープでしっかり貼っています。
ガラスに貼るより 少し映りが悪いです。下敷きに貼るといいかも・・・。
あそびかた
大きな鏡があると 赤ちゃんのひとり遊びだけではなく、大人も関わって楽しい遊びができます。
1. いないいないばぁ
鏡と赤ちゃんの間にハンカチやスカーフで目隠し。「いないいないばぁ」の掛け声で 鏡に映る自分を見せてあげましょう。
2. パペットを使ってあそぶ
赤ちゃんは鏡の中で動いている自分の姿に興味を持っています。
赤ちゃんの後ろから ぬいぐるみを見せたり、パペットを動かしたりして 赤ちゃんと遊んでみましょう。
3. 変身あそび
家にあるおとなの帽子をかぶせたり、猫耳・うさぎ耳など お子さんにつけて鏡の姿を見せてあげましょう。
(帽子は取りたいし、鏡に映る姿は気になるし)と いつもと違う動きをする鏡の中の自分は楽しいですよ。
おもちゃの鏡
ねんねの赤ちゃんから楽しめる 鏡のおもちゃもいっぱいあります。
ボーネルンド アンビトーイ ( ambi toys ) ベビーミラー 3ヶ月頃
Bright Starts ブライトスターツ ベビーミラー シー&プレイオートミラー
フィッシャープライス(fisher price) あんよでキック! 【0カ月~】
手鏡であそぶ
ママの使っているものは何でも好きな赤ちゃん。
①手鏡に耳をつけたり、シールを貼ってのぞいてみましょう。
②鏡を見ている赤ちゃんのお顔を触って ふれあいあそびをしてみましょう。
♪ここはとおちゃん にんどころ♪ ♪あがりめ さがりめ♪ ♪にらめっこしましょ♪など
鏡の顔を見て楽しめるようになったら「ここはお鼻 ここはお口 イー」「赤ちゃんの歯あるかな」と口を開けたり、歯を見る練習をしてみましょう。
慣れてくると ハミガキの時も楽しく見てくれますよ。
注意
・鏡で遊ぶ時は、太陽の陽ざしの入り方に注意してください。
強い日差しが鏡に反射することもあるので、危険の無いように気を付けて見守ってあげましょう。
・子どもの動きは突発的です。鏡は割れにくい素材を選びましょう。
・小さな鏡でもしっかりしたものは やはり少し重め。お子さんが持てる重さの鏡を使いましょう。
かがみで遊ぶ絵本
この絵本 子どもだけでなく 大人も鏡の世界が楽しめます。
我が家の子どもたちも とても楽しんだ鏡遊び。
その様子はとても可愛くて 癒される時間です。楽しいひとときをお過ごしください。