正月休みが終わって、まったり時間に慣れた体には 冬の寒さが身に沁みますね。冬本番のこの時期ですが、暦の上では春(立春)はもうすぐです。
立春の前日「節分=豆まき」のイメージをお持ちでしょうが、赤ちゃん家庭では豆まきはまだちょっと早いので、一味違った節分を楽しみましょう。
今回は豆まきでは欠かせない鬼をテーマに、赤ちゃんとあそぶおもちゃを作ります。
折り紙の折り方や詳しい「節分」については「節分① オニのボウリングを作って遊ぼう」を参考にしてください。
その他の節分工作 季節の行事『節分』③ 乳酸飲料の空きボトルで可愛いオニ作り
目次
【小さい子と楽しむ豆まき】
「豆まき」は保育園や子育ての施設では、恒例の季節行事です。そこで小さな子へ1番伝えたいのは「新しい年を病気や怪我無く、元気で育ってほしい。」ということ。
そして ちょっとだけ 子どもたちに「日頃の自分」を思い出してもらい、じぶんの内側にいる鬼(いなくなってくれたらいいなぁと思う鬼)を考える機会にしてみましょう。
【おにの例】・病気鬼 ・泣き虫鬼 ・怒りんぼ鬼 ・いやいや鬼 ・散らかし鬼 ・けんか鬼 ・好き嫌い鬼 などなど
注意
毎年 節分になると 大豆やピーナッツなどの誤嚥(ごえん)や窒息など悲しい事故が起きています。小さい子の気管支はとても細いです。
お豆はよく噛んでも 小さな破片となって間違って気管支に吸い込まれると肺炎を起こしたり、水分を含んで膨らんで気管支を詰まらせたりします。
まくのは、小さなパック、ピーナッツの殻ごとまくなど、間違って食べない工夫をして、食べるのは3、4歳からにしましょう。食べるときは、大人が見守りながら よく噛んで食べましょう。
2歳以下のお子さんのいるご家庭は、新聞紙を丸めた新聞ボールや家にあるボールをお豆に見立てて「豆まき」を楽しみましょう。
つんつんオニ
お座りやタッチができる赤ちゃんのおててやあんよをツンツンと指で触ってあげましょう。
・つんつんオニを作る
【材料】 ・折り紙 ・毛糸 ・トイレットペーパーの芯(厚紙でも代用〇) ・テープ
好きな鬼の折り紙を折る。少し小さめの鬼の折り紙にしましょう。(簡単な折り方は「節分① オニのボウリングを作って遊ぼう」を参考にしてください。)
15×15㎝の折り紙2枚で作った鬼(大)の折り紙との比較です。
- 指2本くらいが入る輪を後ろに貼ります。
中指が少し出るくらいが◎
- 2体作ってみました。
・つんつんオニであそぶ
鬼ですから ママが「泣いている子はいねぇかぁ~」「悪いことする子供はいねぇかぁ~」となまはげ風に登場して遊ぶのも楽しいですが・・・。
小さい子を怖がらせても意味が分かっていなければ 効き目はないので、楽しく遊ぶことをお勧めします。
【おすすめのうた】 ♪まめまき ♪オニさんこりゃたまらん ♪赤鬼と青鬼のタンゴ
【楽しい手遊び】 ・いっぽんばし こちょこちょ ・ぺんぎんちゃん ・にんどころ など
ゆらゆらオニ
ゆらゆらオニを作る
これは起き上がりこぼしの鬼バージョンです。
【材料】 ・ガチャポンのケース ・ガチャポンと同じサイズの紙コップ ・重りになるもの(粘土・石・ビー玉など) ・両面テープ
- ガチャポンのケースの中に重りをつける。
- 紙コップに鬼の折り紙を両面テープで貼って、ガチャポンケースを詰める。
折り紙の重さがあるので、バランスよくオニが立てる位置を探しましょう。
おまけ
【オニの絵本】
私が好きな鬼の絵本を紹介します。
【壁掛け】
家にある廃材で、壁掛けを作ってみました。
お正月休みに飲んだお酒の空き箱とおせち料理で買った伊達巻の巻きすを利用しています。
新型コロナと本格的な寒さでSTAYHOMEが続いています。ストレスがたまりやすい時期ですが、赤ちゃんと遊びながら かわいいオニたちに癒されてください。
絵本は楽しいものを紹介しています。「笑う門には福来る」笑顔で春を迎えましょう。