2023年度NHKの大河ドラマ「どうする家康」舞台となる愛知県岡崎 行ってきました。
東京駅から新幹線と在来線を使って2時間半強。初岡崎です。
全国旅行支援を使っての旅行でしたが、なんと 2023年の大河ドラマに向けてのリニューアルの為
岡崎城は2023年1月20日(金)まで休館中。
同じく松平発祥、家康公の一代記と彼を支えた三河武士の歴史展示をしている「三河武士のやかた家康館」も休館中。
残念! しかし せっかくの岡崎旅行 楽しまなくちゃもったいない。
そこで 味噌蔵見学ができる「カクキュー 八丁味噌の里」に行くことにしました。
施設概要
【カクキュー 八丁味噌の里】
アクセス:名鉄 岡崎公園前駅より、徒歩で5分/愛知環状鉄道 中岡崎駅より、徒歩で5分
東名岡崎ICより、車で10分/豊田東ICより、車で20分
見学時間:10時~16時 (平日)毎時00分(土日祝)毎時00分・30分 ※12:30の回はお休み
見学コース:受付→史料館→熟成蔵→試食コーナー→売店
荷物は受付で預けて、見学開始です。
目次
国の有形文化財に登録されている本社屋
工場の敷地内に入るとレトロで雰囲気のある建物が並んでいます。
おしゃれなこの建物。
昭和2年(1927)に建てられ西欧のバシリカ式教会堂のような構造で、色は黒と白。
今も現役の本社屋です。
コチラの資料館(大蔵)と共に国の有形文化財に登録されています。
【資料館(大蔵)】
昔は東西に30mもあった大蔵。
しっかりとした石垣の上に建っています。
近くを流れる矢作川の氾濫に備えて 味噌を守るために建物が底上げされたそうです。
入口には大きな味噌樽が並んでいました。
昔のお店の中や、みそ作りの様子を再現した展示もあり、大人も子供も関心を持ちながら説明を聞くことができます。
2階に見えるのは幽霊ではないですよ。
1階は味噌の熟成に使われ、2階では八丁味噌の原料となる「豆こうじ」を作る作業が行われていたそうです。
平成3(1991)年に資料館が開館されたそうですが、その当時の従業員さん達に似せて人形が作られているそうです。
こちらは天保十年(1839)にできた カクキューで最も古い「六尺」の仕込み桶。
ここはフォトスポットになっています。
その他にも歴代のみそのパッケージや看板など 様々な展示が見られます。
【現在の味噌蔵 甲子蔵きのえくら】
資料館の説明を受けて 次は大正13年に建てられた味噌蔵です。
江戸時代初期より今も変わらない伝統の作り方を守っている八丁味噌。
上に乗っている重石は天然の川石で350個くらい、約3トンあるそうです。
熟練の職人が手で一つ一つ積み上げています。
「野面積み(のづらづみ)」とよく似た積み方で、地震などの揺れを吸収して今まで崩れたことはないということです。
味噌蔵見学の後 八丁味噌の試飲をしてから 解散でした。
お土産ももらっちゃいました。
売店で名物の味噌ソフトクリームを売っています。
味噌を練り込んだソフトクリームに、この八丁味噌のパウダーをふりかけ、味噌せんべいがついています。
甘じょっぱいソフトクリーム おすすめです。
駐車場近くにも 展示がありました。
秋篠宮文仁親王もご訪問したのですね。
岡崎城にはちょっと入れませんでしたが、なかなか味わい深い八丁味噌工場見学でした。
「はい また来ます」by NUPPE
岡崎の他の観光は 「どうする家康」家康のルーツ岡崎で関連史跡探訪 でレポートしています。