史跡

国分寺にある都立殿ヶ谷戸庭園 散策

スポンサーリンク

都内の都立動物園、都立庭園等は無料入園日が年に数回あります。

みどりの日 (5月4日)

都民の日 (10月1日)

は有名ですが、実は

老人週間(9月15日~21日)

※60歳以上の方と付添(1名)の方の入園料が、無料になります。

紅葉にはまだちょっと早い時期でしたが、(訪れたことが無い公園へ行こう)と国分寺へ向かいました。

都立殿ヶ谷戸庭園【国指定名勝・都名湧水】

メモ

住所:国分寺市南町2-16

電話番号:管理事務所042-324-7991

開館時間:午前9時から午後5時(入場は午後4時30分)

休業日:12月29日から1月1日

駐車場:なし

交通アクセス:JR中央線、西武国分寺線・多摩湖線 国分寺駅南口から徒歩2分

料金:一般(中学生以上)150円、一般団体(20人以上)120円

65歳以上70円  65歳以上団体(20人以上)50円

*小学生以下および都内の中学生は無料

国分寺駅 南口を右手に進むとすぐです。

国分寺崖線の南側斜面を利用し、湧水と植生を巧みに生かした回遊式林泉庭園である「殿ヶ谷庭園」

綺麗に整備された公園入口 本日は無料公開日なので発券所は横目に見ながら入園です。

メモ

公園の名称は、昔ここの地名が国分寺村殿ヶ谷戸だったから。

大正2年(1913年)に三菱の合資会社部長だった江口家が別荘を作り、昭和4年に三菱財閥の岩崎家の所有となり、和洋折衷の回廊式庭園になりました。

昭和49年には東京都所有の都立公園として有料開放されています。

平成23年9月には国指定名勝に選ばれ、園内の「次郎弁天の池」は東京都名湧水57選にも選ばれています。

駅に近いのですが とても静かで気持ち良く散策ができます。

春には棚や牡丹が庭園内を彩ります。

さすがに9月は青々とした藤の葉っぱと蔦です

秋 紅葉の季節がとくに人気のようで、庭園内に植えられた約200本ほどのイロハモミジが11月中旬から12月上旬に見頃

そしてイチョウの黄色も映え 美しい秋の庭園を彩るようです。

庭園 「竹の小路」のすぐ下に住宅が立ち並んでいます。

ここは国分寺崖線が感じられる庭園でもあります。

崖線と湧水

武蔵野台地には高台に武蔵野段丘、低地には立川段丘と2つの河岸段丘があります。ここ
から後方に見える斜面は、この2つの河岸段丘の境界となる国分寺崖線です。

多摩川が氾濫を繰り返すことにより武蔵野台地が削り取られ、100万年の歳月をかけ現れたこの崖線は、立川市から大田区まで約30m続いています。

段丘崖の下(武蔵野地域で使われる方言 ハケ)にはよく湧水が見られ、この庭園内でも湧水を見ることができます。

湧水を生かした「次郎弁天池」

 

次郎弁天池
武蔵野台地に降った雨は、関東ローム層に浸透し、その下の砂礫層を通過して不透水層に達すると、地下水となり段丘面下(ハケ)より湧き出すことがあり、これを湧水と言います。

赤坂の庭師 仙石荘太郎はハケから出てる湧水を利用して次郎弁天池を造成しました。この池は江口家から岩崎家に譲られた際、形が造り変えられ現在の形になっています。

池の上にある「紅葉亭(こうようてい)」

数寄屋作り風の茶室でその名の通り、池にかかる見事なイロハモミジの紅葉が見下ろせます。

茶会・句会などに貸し出しもしているようです。

日差しが暑い夏でも ここで一息付けます。

湧水の流れる音や時折響く 鹿威しの音が優しく 庭園の景色をゆっくり味わえる心地よさです。

鹿おどし
この鹿おどしは、天然石の水盤と奇岩を組み合わせて作られており、流れ込む井戸水の重みにより竹筒が投石を叩き、風情ある音が鳴り響く仕組みとなっています。
鹿おどしは1600年代半ばに京都一乗寺の詩仙堂(しせんどう)にて、漢詩人 石川丈山が作物から鳥獣を追い払うために考案し、僧都(そうず)と名付けました。

 

郊外型の別荘として建てられたこの建物

和洋折衷の数寄屋造りが特徴です。

資料館として利用されています。

庭園の無料公開をきっかけに訪れた「都立殿ヶ谷戸庭園」

今度はぜひ 噂の紅葉の時期に訪れたいと思います。

Nuppe

スポンサーリンク

-史跡