東京都の野川の主たる源流は、東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目にあります。
具体的には、日立製作所中央研究所の敷地内にある大池で、武蔵野台地の崖線(国分寺崖線・通称「ハケ」)から滾々と湧き出る豊かな湧水が野川の始まりです。
野川は国分寺崖線(ハケ)の湧水を水源とするため、もともと冬場に水量が減りやすい特性はありますが、2026年の冬から春にかけて小金井市(新小金井橋や中前橋付近)や三鷹市、調布市の一部の区間では、川底の土や砂利が完全に露出し、人が歩けるほど干上がる「完全な枯れ川」状態が続きました。

2026-2-22の野川 調布市の榎橋から撮影

2026-7-5の野川 調布市の榎橋から撮影
調布市(深大寺元町、調布ケ丘、国領町など)を横断した野川は、狛江市を経て世田谷区の二子玉川付近に達します。 そして、吉沢橋の少し下流(世田谷区玉川・鎌田の境界付近)で多摩川(左岸)に合流し、最終的には東京湾へと流れ込んでいます。
全長は約20kmの小さな川です。
水量は戻りましたが、生態系へ影響がどうなっているのか心配です。