2020年9月1日より始まった「マイナポイント」
マイナンバーカードを持つ人がクレジットカードや〇〇PAY、交通系IC、お店ポイントなど キャッシュレス決済で買い物すると政府から還元されるという アレです。
各クレジット会社やQR決済の会社はこぞって宣伝しているけど、9月1日になっても登録は1割ほどだとか。
よく分からないけど、5000円の還元に目がくらんだ私たち夫婦は、2020年の8月31日にマイナポイントを登録してみました。
そのドタバタな申し込みの様子をご紹介しましょう。
気になってはいたけど まだ申請していない方 ¥5000還元がお得!!と思ったら 申請してみましょう。
準備するモノ
- マイナンバーカード・マイナンバーカードに設定した4桁のパスワード
- 自分が申請するキャッシュレス決済のカードやスマホアプリ(事前に各会社の「マイナポイント】決済サービスID、セキュリティコード1」を確認しておく)
【重要なお知らせ】
マイナポイントの還元が延長になりました。(2021/3月27日現在)
2021年4月末までにマイナンバーカードを申請した方はマイナポイントの対象となります。
カード受取後、マイナポイントを申込み、2021年9月末までにチャージまたはお買い物をすることで上限5,000円分のポイントを受け取ることができます。
※一部2021年3月末までで申し込みや受付を終了する決済サービスがあります。確認が必要です。
まずはマイナンバーカードを申請しよう!!
目次
1 マイナポイントとは
「マイナンバーカードを使って、予約・申し込みを行い、選んだキャッシュレス決済サービス(*)でチャージやお買い物をすると、そのサービスで、ご利用金額の25%分のポイントがもらえるのが「マイナポイント」のしくみです。(お1人あたり5,000円分が上限です)」
*電子マネー・QRコード・プリペイドカード・クレジットカード・デビットカードなど。
ここで(ん?)と思ったのが、25%分の還元で、最大5,000円なので、20,000円利用したら上限になります。
そう まず1番はじめにここで悩んでしまいました。けっこう手間がかかりそうなのに 5,000円だけ!!
食品を買うだけで、1ヶ月の上限分¥20,000は利用してしまいます。通勤通学で交通系IC使っている方なら 1ヶ月かからないかも。
(でも 少しでも還元されるなら、マイナポイント申し込もう!!)と重い腰をあげました。
何かしらカードを持っていれば、1人1つの決算方法が申し込め、15歳未満の子どもは親が申請できるし、未成年者は親のカードにひも付けできる。
家族4人いれば、4×5000=20,000円還元
まずは、マイナンバーカードを持っていることが前提です。
各市町村によって違うかもしれませんが、「個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書」を提出して、1か月前後待って役所からはがきが来てから受け取り日と時間を指定していかねばなりません。スマートフォンやPCからも申請はできるようですが、スマホやPCがない方、お年寄りの方にはマイナンバーカード申請時点でハードル高いです。
2 マイナポイントの申し込み
2-1 自分が利用したいキャッシュレス決済
電子マネー・QRコード・プリペイドカード・クレジットカード・デビットカードは何かしら使っているキャッシュレス決済対象なので、自分はどの決済がよいのか考えてからでも遅くないです。
対象のサービス方法確認 「マイナンバーカードでマイナポイント」サイト https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/
少しでもお得な上乗せキャンペーンをやっていないかとみてみると
・Suica +1000円(JREポイント)
・WAON +10%還元(上限2,000ポイント)
・メルペイ メルカリの買い物で、+5%還元(上限1,000ポイント)、1億円山分けキャンペーン(9月30日まで)
・PAYPAY 1憶円山分けキャンペーン(2020年8/31終了)
このほかにも 様々なキャンペーンをやっています。(2020年8月31日で終了しているものもあり)自分の使っている決済方法のマイナポイントキャンペーンは調べた方が良いです。
悩んだものの、私は日常から使っているPAYPAYを選択。夫KAKUYAは¥2,000の上乗せを狙ってWAONに決まりました。
2-2 マイナポイントアプリをダウンロード
さぁ 手にマイナンバーカードを用意して、スマホから いざ申し込み。
PAYPAYのアプリの中にある「マイナポイント」というマークを押してみました。すると、これとは別にマイナポイントアプリをダウンロードしなくちゃダメらしい。
アプリがいっぱいで、これ以上増やしたくないけど・・・。必要なら仕方ない。
IPhonなので App Storeから「マイナポイント」というアプリの入手を押してみました。
すると・・・「このアプリケーションにはiOS13.0が必要です。」と現れ、私のスマホではダウンロードができない。
PAYPAYサイトに戻って調べてみると、対応アプリスマートフォンはIPhon7以降から。
ショックでしたが、気を取り直してPCから登録を試みることに。すると・・・・マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタが必要と書いてある。
ここで私はめげてしまって、どうしたものか悩んでいると、WAONからの申し込みを決めた夫も、WAONサイトから申請を開始しました。しかしこちらも同様にアプリの入手を要求されたようです。
彼のスマホは「マイナポイント」アプリ対応機種ですが、「これ以上アプリは入れたくない」と拒否。
アプリを入れずに、ICカードリーダライタを持っていない私たち。次の手は、マイナポイントの予約・申込のための端末を探して、そこからの申し込みをするしかない。
2-3 近くのマイナポイント端末からの申し込み
予約・申し込みの端末は、市区町村窓口・郵便局・コンビニ(マルチコピー機・ATM)・携帯ショップにあるらしく、場所を探してみました。
マイナポイントホームページに掲載 https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/reserve_search/
【コンビニ】
そして、午後用事があるからと、朝のうちに夫がマイナンバーカードとWAONカードを持って、近所のセブンイレブンへ向かいました。
しかし・・・すぐに帰宅。聞いてみるとなんと、9:30~しか受け付けていない。(セブンイレブンのマルチコピー機受付は8/31まで。現在はセブン銀行ATMで対応 平日9:30~20:00、土日祝9:30~17:30)
再度 9:30過ぎに出かけましたが、「決算サービスID、セキュリティコード」が分からなくて、またまた帰ってきました。
夫のカードはWAON付きのクレジットカードで引き落としの銀行はイオン銀行ではありません。
しかし、IDとセキュリティーコードはイオン銀行のサイトで取得する必要があるようです。
そして、そのコードを取るために、さらにイオン銀行の登録手続きをしなくてはなりません。
こうして、やっと取得したコードをもって 三度目のセブンイレブンに向かいました。
しかし、作業の途中で端末が混みあっていて、”しばらくしてから再度手続きを行ってください。”のメッセージが出てきて最初からやりなおさなくてはならなかったそうです。最終的には登録は完了させて帰宅しました。
【郵便局】
夫の行ったり来たりする様子を見ていたので、(これは大変そうだ)と思い、申し込み端末の前に椅子が準備してあった、人の少ない郵便局の端末からじっくり座って申し込みをすることにしました。
郵便局の隅に置いてあった小さな申し込み端末は、入力の仕方がパネルにしておいてありました。
マイナンバーカードをカードリーダに置いてパネルを見ながら マイナンバーカード設定時のパスワードなど順番に入力していったのですが・・・・。画面が小さくて押しにくい!!
PAYPAYを選んで進んでいくと、「決算サービスID」と「セキュリティーコード」の入力が必要だといいます。慌てて、スマホを取り出して触っているうちに・・・あらあら 途中で最初の画面に戻ってしまった。
スマホのPAYPAYアプリを開き、「マイナポイント」のアイコンをタップして、進んでいくと「決算サービスIDの確認」ボタンがあり、それを押すとIDが表示されました。
IDを確認して 再びチャレンジ。マイナンバーカードをカードリーダに置いて始めると、先ほどまでの登録が出来ていたようで「マイキーIDの発行はされているので、対象のキャッシュレス決済を選ぶ」からはじめることが出来ました。
PAYPAY マイナポイント質問 「マイナポイント】決済サービスID、セキュリティコード1がわからない」 https://paypay.ne.jp/help/c0196/
なんとか 最後まで入力して、「申し込み情報」とログアウトボタンが画面に表示されました。
しかし・・・この端末機 印刷が出来ない。
仕方がないので、スマホで写真を撮りました。
どのキャッシュレス決済にするか決めるところから始まり、ほとんど半日近くかかって、やっと 登録が終わりました。疲れました。
その後
その後1
申し込みをしてから キャッシュレス決済とのひも付けに1日かかると書いてありました。
次の日の朝 PAYPAYからのプッシュ通知で「マイナポイントが登録されました」と表示がありました。
PAYPAYを開いてみると ちゃんとマイナポイントと連動していました。
スマホを日常使っているシニア夫婦の私たちですら 登録に手間取りました。もっと高齢者の方々は・・・登録しないでしょうね。端末前で固まってしまうでしょう。
さぁ 頑張って登録したマイナポイント 上限5,000円の還元いつ達成するかしら。無駄使いしないようにせねば。
その後2 追記
マイナポイントが始まって4日目の朝。マイナポイントアプリがダウンロードできなかった 私のiPhone5s 壊れました。バッテリー交換も1回して7年間大切に使ってきたのに・・・残念。
というわけで、連動させているPCからPAYPAYを利用して 新しいiPhoneを買ったので、マイナポイントの上限5000円に達してしまいました。あとは30日後のマイナポイント還元を待つだけです。
でもその前に、山のようにあるアプリの新規スマホへの移動どうしたもんでしょう。格闘してみます。
その後3
WAONで登録したKakuyaですが、早速次の日(9/1) の朝にWAONがオートチャージされましたが マイナポイントが付いていませんでした。まだ マイナポイントがひも付け完了していなかったようです。
確認方法はイオン銀行の マイナポイント管理画面 で行いますが、見つけるのに恐ろしく時間がかかります。
ポイントの確認は下記イオン銀行のWEBに記載のように10月下旬にならないと分からないようです。
ちなみに・・・PAYPAYとひも付けして、枠の上限の買い物をした私のマイナポイント。10月初旬 いきなりペイペイ残高が増えていて、しっかり付与されていました。登録から約1ヶ月半(買い物したのが9月初旬)早かったです。
ポイントの確認・お受取方法:2020年10月下旬開始予定
マイナポイントの付与状況はイオン銀行マイナポイント管理ページにてご確認いただけます。
イオン銀行マイナポイント管理ページにログインし、ご確認を行ってください。※ ログインには初回登録時に入力したカード番号、電話番号、パスワードが必要です。
マイナポイント事業で付与された電子マネーWAONはWAONステーションやイオン銀行ATMなどでお受取いただけます。
電子マネーWAONはご利用後2カ月以内に付与させていただきます。WAON有効期限は原則無期限です。
参照:マイナポイントホームパージ https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/
その後4
PAYPAYでは11月になりマイナポイント登録者限定で月曜日のPAYPAY利用がくじのように当たると還元されるイベントが始まっています。(期間は12月28日まで。月曜日 数回のみ)
先日 何気にパン屋さんでPAYPAYを使ったら 突然「マンデージャンボ 3等 当たり!」と表示が。お店のレジの人とビックリでした。ただ パンの購入¥700の2%還元だったので 当たったのは¥14なんですけどね。でも 嬉しいです。
PCの前で マイナポイント確認のためにサイトを開いているKakuya。私より多かった2,000円のキャンペーン分はしっかり時間をとられているようですよ。
その後 5
時々 Kakuyaに「マイナポイントの還元はあったのか?」聞いていたら、本人もあまりに還元の様子が見られないので、とうとうWAONカードに問い合わせをしました。
すると 驚愕の真実が・・・・・。なんと クレジットとWAON一体型のカードだったので、入力の際 WAONではなくクレジット番号を入力していたことが判明。カードの裏に小さく書いてあるWAONの番号が必要だったようです。
というわけで Kakuyaはすったもんだした割には、2000円のキャンペーンポイントももらえずに マイナポイントの還元は終了したようです。
これから登録するみなさん 気をつけてくださいね。