オーストラリア・ケアンズでサファリツアーを満喫

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この記事は2019年5月16日のツアーについて書いたものです。

2019年の5月12日から17日の日程で、オーストラリア・ケアンズに夫婦旅行に行ってきました。グレートバリアリーフに代表される美しい海が有名ですが、熱帯雨林の原生林もまた素晴らしい自然美を見せてくれます。

宿泊していたホテル・プルマンケアンズインターナショナルのコンシェルジェさんのお勧めで、4WDのランドクルーザで団体では行くことのできない国立公園内のサファリツアーに申し込みました。あいにく時々小雨の降る天気でしたが、一日、大自然を満喫することができました。

ランドクルーザの定員が7人のため、それ以上の申し込みはできません。少人数ツアーとなるため、他のツアーにない面白さがあります。私たちの場合は、オーストラリア人のシニアご夫婦、同じくオーストラリア人の若夫婦と小学生くらいのちょっと太っちょの男の子、そして私たち夫婦の7人でした。

カタログが英語ですが、概略以下のことが書いてあります。

ガイドは1994年からツアーガイドをしているケビン・シンプソンで、森林保安官としても兼務しています。団体ツアーが行くところではなく、立ち入りが制限された大昔からある本物の驚異的な大自然の世界にお連れ致します。

出発

朝、8:30にホテルをピックアップです。こんな車に乗り込みました。

 

ガイドのケビンさんは日本に住んでいたこともあり、奥さんは日本人だそうで、カタコトの日本語が話せました。しかし、乗車中は機関銃のようなOGイングリッシュで、ほとんどど聞き取れませんでした。ガイドも全て英語でしたが、まあこちらの方は雰囲気です。

最初の熱帯雨林スポット到着です。ぱっと見は、どこか国内の渓谷のようにも見えますが、

ぶらぶらと垂れ下がっている木の根のようなものは熱帯雨林らしい光景です。最初のスポットは看板もなく、どこに行ったのかわかりませんでした。

バロン渓谷 (Barron Gorge National Park)

ケアンズのツアー客であれば、ほとんどの人が訪れるバロン渓谷です。この渓谷の西にはキュランダ鉄道が、東にはスカイレールと呼ばれるゴンドラが敷設され、山頂にあるキュランダの街まで観光客を運んでいます。これらの交通機関は渓谷の両側の高いところに敷設させているので、たいていの人たちは、上から見下ろす絶景を見てその自然美を堪能することになりますが、今回は渓谷の底から見上げるツアーになります。

出典:Queensland Government

バロン渓谷水力発電所(Barron Gorge Hydro-Power Station)

地下発電所で、バロン滝を流れる大量の水の力を利用するために建設されました。発電所は約2km下流にあり、発電能力は66MW、温室効果ガス削減量 260000t/年です。日本の黒部第四発電所の作りとよく似ています。ただし、黒部の発電量は335MWなので、規模は1/5位になります。

 

近くの熱帯雨林

こんなオフロードを進んでゆきます。小川も車ごと渡りました。場所の手がかりがなく、どこに来たのかわかりませんが、どこかの密林の真っただ中です。

小川の近くの空き地に、みんなでキャンプ用のテーブルを運んで即席の昼食会場を作りました。サンドウィッチと、コールスローの昼食です。もちろんでたゴミはひとつ残らずお持ち帰りです。

 

下の写真は大木に見えますが、寄生植物の塊です。もともとあった木に次々と寄生植物が巻き付き、ついには親木を絞め殺してしまいます。

俗に「絞め殺しの木」と呼ばれるそうです。枯れた親木は朽ち果ててしまい、中は空洞になっています。一見平和に見える熱帯雨林の森ですが、その実激しい生存競争が日夜繰り広げられていることが垣間見られます。

この大木ができるまでに数百年の月日がかかっているそうです。なんだか、映画「アバター」の世界を思い出しませんか。あの映画の中の大木のイメージはこの熱帯雨林の木から来ているのがはっきりわかります。

ケビンから注意がありました。 正式名称は知りませんが「刺す木」です。葉っぱは鋸歯状の縁を持つため、迂闊に触ると刺傷の恐れがあります。そこら中に生えています。

途中で寄ったアイスクリーム屋(Emerald Creek Ice Creamery)

バロン渓谷から30kmくらい西南にある直営工場に隣接するお店で休憩を取りました。味の方は、私は普段全く食べないので、良し悪しを評価できるレベルではありませんが日本で食べるものと遜色なく、まあ普通においしかったです。

デビスクリーク滝(Davies creek falls)

更にアイスクリーム屋さんから東に15kmほどでデビスクリーク滝に到着しました。

写真ではそのすごさが伝わらないのが残念ですが、日本国内でも見たことが無いくらいスケールの大きな滝でした。

時間があれば、周囲一帯をハイキングできるようですが、今回は滝を見て帰りました。道路事情もあまり整備されておらず、マイカーで訪れる若者、家族連れがちらほらする程度で、のんびりとした場所でした。

上の写真がプールスポットです。曇り空ですこし肌寒い天気でしたが、若者が元気よく泳いでいました。

デビスクリーク滝のあとは、暗くなる前に車でホテルまで送っていただきました。

以上、もっと写真を撮っておけばよかったのですが、アドベンチャーツアーのご紹介です。

少人数のツアーというのもなかなか良いものです。

キュランダの一日旅行はこちらをご覧ください。

Kakuya

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