土肥金山で17億円もする本物の金塊を触れば、束の間の億万長者の気持ちに

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西伊豆にある土肥金山は、建徳・文中・天授(1370年代)の時代、足利幕府直轄の金山奉行が土肥を支配し、盛んに金を掘ったのが始まりと伝えられています。

江戸時代には幕府直轄の金山として、佐渡に次ぐ産出量を誇りました。

採掘は昭和40年まで続けられましたが、高品位鉱の鉱量枯渇により閉山となり、現在は西伊豆のテーマパークとして観光の目玉となっています。

入口で千両箱と小判のオブジェが出迎えてくれます。

入場してすぐのところに、金鉱石の碑が立っています。

縞状鉱石で、黒色の縞に金と銀が多く含まれています。

黒は酸化した銀の色であるとのことでした。

鉱石は通常、金銀鉱石として採掘されます。

明確な規定はありませんが、その含有量によって金鉱石、銀鉱石と呼ばれます。

土肥金山はトン当たり35gという驚異的な金含有量の金鉱石がとれました。

通常は1トン当たりわずか3~5gです。

金山の入口の池では黄金の錦鯉が出迎えてくれます。

坑夫のオブジェも金色です。

坑道の入口は4つの柱を立て、天井と左右の壁に丸太を並べて土石の崩落を防いでいます。

坑道の中心付近にある黄金の鳥居です。

金山守護の神 大山祇尊(おおやまつみ)を祀ってあります。

金山守護の神であり、金穿(かなほり:採鉱夫)は坑内の出入りには、必ず礼拝して作業の安全と黄金の幸を祈りました。

湧出する地下水を掻い出す作業をしています。

昼夜を問わず多数の人足が休むことなく働いていました。

坑木を使って、落盤や落石を防ぐために坑道の普請(山留作業:やまどめさぎょう)を行います。

掘り出した鉱石を運びます。

坑道は女人禁制と聞いたことがありますが、女性も作業しています。

坑道内に新鮮な空気を送るふいごです。

坑内で湧きだした温泉に浸かって一息ついているところです。

土肥温泉も遡ると、坑道から湧きだしたお湯です。

むしろ袋に約19kgの鉱石を入れ、狭い坑道の中を植物油で灯した明かりを頼りに、坑外に鉱石を運び出しました。

4百年前に、この金山で本格的に採掘が始められた鉱脈がここです。

そこを掘り進む坑夫たちです。

金山奉行 大久保石見守長安(おおくぼいわみのかみながやす)です。

江戸時代アマルガム精錬法で金の産出量を飛躍的に伸ばしました。

坑外の作業場の再現です。

これは大判小判のレプリカ。

持ち上げの体験です。12.5kgは重かったですが片手で何とか持ち上がりました。

奥には巨大金塊の展示があります。250kgで17億円だそうです。

千両箱は22kg

御用金を運んでいます。

千石船〔弁財船〕

土肥金山の金、銀鉱は、河口から伝馬船で積み出され、沖で千石船に積み替えて駿府(現在の静岡市)の銀座に運搬されていました。

駿府は駿河湾を隔ててすぐ目の前です。

現在も駿河湾フェリーが土肥と静岡市清水の間を運航しています。

見学が終わった後は砂金館で砂金採りが楽しめます。

西伊豆は東伊豆と比較して、見どころが少ないと思っていたため今まで、訪問したことは無かったのですが、金山の廃坑を使ったテーマパークは見どころいっぱいです。

今回、土肥の南、堂島のクルーズ船が風のため欠航になってしまいましたので、日を改めて訪れてみようと思います。

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