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金沢旅行⑨ 風情のある金沢町屋 ひがし茶屋街&主計町(かずえまち)茶屋街散歩

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加賀百万石を誇る金沢。城下町も見どころがいっぱいです。

明治期の町屋が立ち並び レトロな雰囲気が素敵な茶屋街を散歩してみます。

1        金沢の茶屋街

メモ

文政3年(1820年)加賀藩12代藩主 前田斉広(なりなが)が点在して営んでいた茶屋を集め、茶屋街を作ったのがはじまり。

金沢にある三茶屋街は、ひがし茶屋街・主計町(かずえまち)茶屋街・にし茶屋街です。

格子戸のある金澤町屋は昭和25年の建築基準法(寺院・神社等を除く)の施行以前に建てられた伝統的な木造建築です。

その町屋の中でも ひがし茶屋街は「茶屋建築」と呼ばれる2階部分を高くした建物で、いまも数多く残っています。

【お茶屋とは】

旦那衆たちが、お座敷に芸妓(げいぎ)さんたちを呼んで 舞や三味線などを楽しんだ社交場。

現在も芸妓さんがいるお茶屋さんがあるが、ほとんどは「一見さんお断り」である。

しかし金沢市では「お茶屋文化の継承を目的」に、期間や曜日を決めてお座敷遊びが体験できる茶屋もある。

今回は浅野川近くにあるひがし茶屋街・主計町(かずえまち)茶屋街を訪れました。

2        ひがし茶屋街

「城下町金沢周遊バス」に乗ってバス停留所「橋場町」で下車。

周遊バスについてはこちらをどうぞ。

加賀百万石の金沢旅行を楽しむ① 市内観光はバス&施設のフリー券がおすすめ

たまにこんな装飾がミラーに付いたバスにあたることがあります。

サイドミラーも模様付きでした。

浅野川を渡ります。

2.1         【ひがし茶屋町】

約18000㎡のエリアに90軒以上の伝統ある町屋が立ち並んでいます。

歩いて巡れるので、街並み散策、食事や休憩買い物が楽しめます。

お店の看板は 街の景観を損なわないように大きさやサイズにもこだわっています。

着物を着たカップルやお嬢さんたちが散策を楽しんでいて、レトロな雰囲気を一層盛り上げていました。

2.2         【ひゃくまん焼きの多華味屋】

まずは町屋のカフェで休憩です。

交番を超えて右に入ったすぐに 多華味屋さんがありました。

石川県のキャラクター「ひゃくまんさん」をかたどった「ひゃくまん焼き」

私はつぶあんをチョイス。上品な甘さにほっこりとします。

この建物も江戸末期の町屋。奥行きが長く天井が高かったです。

こちらは幕末から明治時代の加賀藩の能登・加賀・越中で始まった婚礼道具「花嫁のれん」

嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に掛けられ、花嫁がくぐるのれんです。

休憩の後は散策。

小路に入っても雰囲気はバッチリ。

町屋を店舗に利用して、工芸品やカフェ、酒屋さん、食事処などいっぱいあります。

私たちはその中のお蕎麦屋さんでお食事しました。

2.3         【蕎麦屋 ほやさけ】

格子の内側はこんな感じです。

とろろなめこそば(温・冷)いただきました。

のど越しが良く 美味しかったです。

ひがし茶屋街を散策後は、橋を渡って主計町(かずえまち)茶屋街へ向かいます。

3        主計町(かずえまち)茶屋街

浅野川沿いに風情ある料理屋や茶屋が立ち並ぶ主計町茶屋街

江戸時代、富田主計の屋敷があったため主計町と呼ばれました。

すぐ近くに記念館がある地元の文豪 泉鏡花の作品にも しばしば登場する観光地として有名です。

3.1         乃木将軍と辻占い売りの少年のお話にまつわる碑

乃木将軍と辻占い売りの少年のお話にまつわる碑が浅野川大橋のたもとにあります。

明治24年、乃木希典が陸軍少将の時代に用務で金沢を訪れたときのお話です。

乃木希典は偶然、当時8歳の今越清三郎少年に出会います。

今越少年は辻占いを売りながら一家の生計を支えていました。

辻占いは、占いの紙が入った辻占菓子の事だと思われます。

この姿に感銘を受けた乃木希典は少年を励まし、金二円を手渡しました。

今越少年はこの恩を忘れることなく、努力を重ね、金箔業の世界で大きな実績をあげたということです。

3.2         遊歩道(鏡花のみち)

碑から川沿いに遊歩道が整備されています。

3.3         主計町緑水苑

遊歩道の先には主計町緑水苑とよばれる緑地があります。

藩政時代から金沢の代表的な茶屋街の一つとして賑わった主計町は、かつて加賀藩士・富田主計の屋敷があったことに因んで名付けられ、今も料亭の本格子に当時の面影を色濃く残す趣ある町である。

卯辰山や浅野川に隣接するこの一帯は、金沢市の伝統環境保存地域に指定されている。この歴史的景観の保全のため、旧金沢城の内堀であった西内惣構堀を活かし、池泉回遊式庭園になぞらえて、金沢市制百周年記念事業の一環として整備されたのが主計町緑水苑である。

 

 

泉鏡花の小説「化鳥」の舞台は、浅野川に架かる「中の橋」です。

この碑の目の前にあります。

橋を渡る際、一文の橋銭を支払ったことから「一文橋」とも呼ばれました。

主計町緑水苑には、金沢城惣構跡の説明があります。

泉鏡花の小説「化鳥」の碑近く(金沢城惣構跡)から木造の「中の橋」が架かっています。

ここは、人や自転車だけしか通行できません。

橋床はアスファルトっぽい素材でした。

 

ひがし茶屋街・主計町(かずえまち)茶屋街散策はお食事時間も含めて 3時間ほどの滞在でした。

町屋の風情はタイムスリップしたようで フォトスポットがいっぱいでした。

今度は着物をきて 粋にお茶屋遊びを楽しんでみたいものです。

Nuppe

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