節分が過ぎて冬本番の寒さですが、暦はもう立春。
「冬が極まり春の気配が立ち始める日」
ここから 春に向かって暖かくなっていきます。
3月3日は桃の節句「ひな祭り」です。女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いをする日です。
立派なおひな様もいいけれど 娘さんの成長を願っておひな様を手作りするのはいかがでしょう。
今回で4回目のおひな様作りは「コルクのおひな様」作りです。
目次
材料
・コルク2個
・和柄の折り紙、色紙
・黒や緑、赤、ピンクなどの折り紙の色に合わせたマスキングテープ(ビニールテープでも代用可)
・菓子などのしっかりした箱(箱に入れる場合)、薄い小さな箱(人形を置く)
・どんぐりの帽子 ・波段ボール ・楊枝
お内裏様
まずはコルクの下部分に色テープを貼ります。
お内裏様の「束帯衣装」(そくたいいしょう)をつくります。
襟部分を付けてから真ん中を2か所切って三角に折ります。
三角の山の部分に段を付ける。
前から見るとこうなります。
①で作ったコルクに巻き付けます。(両面テープ使用)
色画用紙とマスキングテープで、髪の毛や帽子をつくり、笏を持たせる。
お内裏様の帽子は立纓(りゅうえい)と言われる冠です。
おひな様
まずはコルクに色テープを巻いて貼ります。
家に赤色のテープがコウモリ柄しか無かったぁおひな様は十二単(じゅうにひとえ)ですが、さすがに多いので今回は2枚重ねにしてみました。
3枚重ね位は頑張れるかもしれませんね。前の重なる部分を少しカットします。
①で作ったコルクに巻きます。(両面テープ使用)
髪の毛をマスキングテープで作り、色画用紙で扇を作り貼ります。
この時点ではおひな様の髪飾りを忘れています。(あとからシールで作りました)
おひな様の髪飾りは平額(ひらびたい)を釵子(さいし)や櫛で留めてあるそうです。ティアラだと思っていました。
飾り箱
今回は箱に入ったおひな様を作りたいと思います。
1.台つくり
今回は少し小さめの箱を利用したので、箱の幅に合わせた空き箱を準備しました。
小箱に赤い色紙を貼って、黒いテープで縁取りしました。
2.背景作り
金屏風を折り紙で作ってもいいのですが、今回は桃の花を背景にしたいと思います。
箱に合わせて、中に納まるような大きさの紙を切ります。
今回は金の模様の入った祝儀袋を使ってみました。
和菓子の包装紙など素敵な紙があれば利用するのもいいですね。綿棒とスタンプ台を使って桃の花を描きます。
枝や葉っぱを色鉛筆で描きます。
箱に入れるとこんな感じです。
注意:箱を置いて飾る時は、このまま裏を両面テープで貼ります。
壁に飾りたい時は、後ろに穴をあけひもを通してから 背景を貼りましょう。
3.ぼんぼり作り
楊枝に黒テープを巻く。
どんぐり帽子に穴をあけ、楊枝を通してボンドで留める。
どんぐり帽子に黄色いデコレーションボールをつける。
細く切った波段ボールを巻いて、黒いテープをその上に重ねて貼る。
その中央に②で作った楊枝をさす。
【完成】
私は京雛の並び(向かって右にお内裏様・左におひな様)で飾ってみました。
壁飾りにする場合はぼんぼり、台、ひな人形はボンドやクルーガンで固定しましょう。
可愛いひな飾りができました。
春が待ち遠しいですね。
他にも簡単・可愛いおひな様 紹介しています。
「桃の節句③ 可愛いおひな様の壁飾りを作ろう(毛糸でひも通し遊び)」