みなさんは洗濯するの好きですか?
私は洗って干すのは けっこう好きです。
とくに早朝の気持ちよい空気を吸いながら 鳥の声を聴きながらテラスにいると (今日はいいことが起こりそう♪)とか単純に思うタイプです。
しかし 他の記事でも書きましたが、私は花粉症もち。
3月あたりから5,6月までの花粉の時期 なかなか 気持ちよく外に干せる日がありません。
花粉症については「長い!2月末~7月までの春の花粉症 そして 秋に突入」を読んでください。
花粉の時期が終わって 私にとって大切な洗濯物の外干し期間なのに 今年の梅雨は長い!!
そして ちょっと晴れ間があると思っても 風が強い!! 毎朝 どんよりと天気予報を眺めています。
さて そんな我が家のお洗濯を助けてくれるのが 衣類乾燥除湿機です。
浴室乾燥機や洗濯用乾燥機も昔はもっていたのですが、転居と共に手放し、3年前から「部屋干し with 衣類乾燥除湿機」です。
これ ホント便利ですよ。
実は除湿機は 奥が深い!!私の場合はKakuyaにお任せなので、仕様や方式を聞いても「ふむふむ」とカラ返事しているだけですが、
これから買おうと思っている方が「こんなはずじゃなかったぁ」と後悔しないように 我が家の衣類乾燥除湿機をご紹介します。
目次
1 まずは知ってね。衣類乾燥除湿機の方式は3つ
1-1 ゼオライト方式・デシカント方式・
【しくみ】乾燥剤(ゼオライト)を使い、水分を集め除湿します。フィルターに吸着した水分はヒーターで暖め、熱交換器で冷やされて水がタンクに貯まります。
【メリット】冬場でも除湿が可能。本体の重量が軽く、コンパクトサイズ。
【デメリット】ヒーターを利用するので、電気をたくさん使う。利用時に室内が暑くなる。
1-2 コンプレッサー方式
【しくみ】エアコンの除湿と同じ方式。コンプレッサーを利用して、室内の湿った空気を冷やして水滴にして水を除去します。
【メリット】気温が高いと除湿能力が高く、室内の温度上昇が抑えられる。消費電力が小さい。
【デメリット)気温が低いと除湿力が 若干落ちる。運転音が大きい。
1-3 ハイブリッド方式(コンプレッサー方式とデシカント方式の合わせ技)
【しくみ】(夏)コンプレッサー方式、(冬)デシカント方式で動きます。
【メリット】1年中快適に利用できる。
【デメリット】サイズが大きい。価格が高め。
2 除湿能力で 自分に合った除湿能力を決めよう
2-1 除湿能力とは
1日に取り除ける水の量で表します。除湿能力が高いほど 衣類乾燥などパワーは大ですが、値段も高額になります。
洗濯物をまとめ洗いするなど、部屋干しの衣類量が多い方は ワンランク上の性能がおすすめです。
1日の除湿量 | 木造住宅での使用 除湿能力 | 鉄筋住宅での使用 除湿能力 |
4.5~6.3L | 6~8畳未満 | 13~16畳未満 |
6.3~8.0L | 8~10畳未満 | 16~20畳未満 |
8.0~11.0L | 10~14畳未満 | 20~28畳未満 |
11.0~18.0L | 14~18畳未満 | 28~45畳未満 |
2-2 えっ 除湿能力と タンクの容量とは違うの?!
そう ここがビックリなんです!!
例えば
・A製品 除湿量6.5L/日 タンク容量1.8L
・B製品 除湿量10L/日 タンク容量5.8L
1日での除湿量なので、湿気が多い日はやはり タンク量が大きくないと乾ききらないんです。
3 除湿機購入 我が家の場合
3-1我が家の衣類乾燥機が使いたい条件
まずは、住宅事情も考えながら どんな場面で使うか考えましょう。
・花粉症の時期 2~6月、梅雨や雨の時期に使用したい。
・雨が降っていなければ 極力 テラスで干して、仕上げ乾燥で 除湿機を使いたい。
・東向きの部屋で 除湿機稼働中は締め切ることが出来る。
・鉄筋住宅6畳の部屋で 使いたい。
上記の条件から、
①使用する期間が長いことから 省エネも考え、コンプレッサー式
②厚手のスポーツ用品も多いから 除湿能力は10L以上の物が欲しい。
③外出時や夜間に使うことを考え、タンクは大きめが良い。
③お値段は、できれば4万くらいで押さえたい。
3-2除湿機を大型家電ショップに見に行く
各社の製品スペックやお値段のリサーチは、きっちりKakuyaがやってくれているので、私はフンフンと鼻歌交じりでついていくだけ。
商品のディスプレイを見ていて思うのは、大手の電機会社はさわやかなポップがついていて、なんとなく乾きそうな感じがする。
同じラインナップで、容量違いとかズラリと並んでいて、売り場面積を占めている。(お店のウリがよくわかります。)
ド素人の私がテキトーに思ったことを言ってるだけなので、なんの提案にもならないのですが、電化製品を選ぶのは難しい と言うことはわかりました。
悩んだ末 買ったのは 売り場の片隅にあった 三菱電機の「MJ-180KW-W オープン価格」
テレビ・掃除機に続いての 三菱製品です。
・希望の予算\40,000以内 (セールだったのと、2年前の型落ち品)
・コンプレッサー方式
・除湿能力(50/60Hz)15.5L/日 / 18L/日
・戸建て住宅(木造) ~19畳 / ~23畳 ・コンクリート集合住宅 ~39畳 /~45畳
・タンク容量 約4.7Lで自動停止 いざとなればホースでも使える。
・スイングルーバーが上部についている。
中でも Kakuyaお気に入りが、全面から見やすいタンク。水がたまる場所をアピールしている窓デザインです。
だそうです。
けっこう いい出会いが出来たようです。
4 使い心地 (あくまで個人の感想です)
・大きさはファンヒーターくらい。持ち上げると重いけど、キャスターがついているので移動は楽です。
・上部分にあるスイングファンは やっぱり良かったです。部屋に物干し竿を常設してしまいました。
上にハンガーで干すTシャツなどの衣類、除湿機前に折り畳み式のタオル掛けなど 部屋中のいたるところに干しても乾いています。
・除湿された水は、洗濯物を片付ける時は そこまで気づけませんが、除湿機が目に入ると水が溜まっているのが分かるので、すぐ捨ててます。
あわただしく生活している人に、‘気づきやすさ’って大切なんですね。
・梅雨の貯まった水分量は凄いですが、満タンになるほどではないです。
・タンクが引き出し式なので、ちょっと持ちにくいけど、ふたは取りやすく 使い勝手はよいです。
・夏場に利用してる時 湿気がない分 稼働中に部屋に入っても それほど蒸し暑さは感じません。温度も2、3度違うくらい。
・音は強にするとけっこうしますが、扇風機の音と同じくらいかな。隣の部屋に行くと聞こえません。
【強 モードの時】
【弱 モードの時】
まとめ
除湿機の存在は知っていたものの、なかなか買うまでに至らず過ごしていました。
買うことを決めたのは 長引く花粉症と、長梅雨や急な土砂降りが多くなり、洗濯物が気持ちよく乾かないから。
衣類乾燥除湿機 買ってよかったです。洗濯物の生乾きにバイバイです。
そして 最近のあやしい天気予報の日、嵐のような風だったり、急な雲の動きで土砂降りだったり。そんなときも安心して室内干しができています。
様々な製品があるので ご自分のライフプランに合った(お財布事情も)製品を よく吟味して買うことをお勧めします。
ちなみに我が家と同タイプの現行製品はこれです。
(掘り出し物があるといいですね。) ぬっぺ/Nuppe