秋が深まると ますますいろいろな落ち葉に出会えます。木枯らしが吹くとハラハラと落ちる葉っぱは秋を感じますね。
さて 前回「落ち葉で遊ぼう① セロテープの使い方を体験しよう」では、落ち葉でのれんやランチョンマットを作りました。
今回は落ち葉の形を楽しみながら 「こすり絵」をして遊びましょう。
落ち葉の扱い 注意点
・公園や学校、公共施設など 公的に手入れがされている場所の落ち葉で遊びましょう。
(よそ様の家の葉っぱは、お散歩などで目に付きやすいですが 消毒など薬品散布の時期が分かりません。公的な場所の場合は ある程度の告知がされています。)
・綺麗に見えても 小さなダニなどついている場合もあるので、工作に使う前に軽く除菌シートで拭きましょう。
・枝を折ったり、むやみに葉をむしりとるなど 社会ルールに反することはやめましょう。
落ち葉で遊ぶ前に、ティッシュやペーパータオルで挟んだ後 雑誌や辞書などで重しをして「押し落ち葉」にしてから遊びます。
やり方は「落ち葉で遊ぼう① セロテープの使い方を体験しよう」を参考にしてください。
目次
1アルミホイルを使ってこすり絵作り
落ち葉には様々な種類があります。お散歩などで見つけたら どの木から落ちた葉っぱか確かめるのも楽しいですね。
家に帰って下準備(押し落ち葉にする)ができたら 触って葉っぱの凸凹や色・形を楽しみましょう。
*平らな面(机や本など)に落ち葉(裏側が写りやすい)を乗せたら、アルミホイルをかぶせて指の腹でこすってみましょう。
2色鉛筆やクレヨンでこすり絵を描いてみよう
材料
・押し落ち葉 ・習字の半紙や柔らかめのお絵かき帖の紙 ・のり ・色鉛筆 ・クレヨン
①紙を半分に折り、あいだに落ち葉をはさんで葉っぱの上をクレヨンでこすります。
紙で挟むと葉っぱがずれにくくなります。小さいお子さんは葉っぱの下にのりを塗ってもいいですよ。
②今度は色鉛筆でこすり絵をしてみました。
葉っぱのこすり絵はできていますが、少し写り方が淡く感じます。
色鉛筆が葉脈の真ん中の主脈に鉛筆が引っかかり 少し紙が破れやすいです。
③その他の方法も試してみました。
【水性ペン】インクが薄くなりかけたペンはいい感じで写っています。しっかりとインクが出るペンは葉っぱの形が分かりませんでした。
【蛍光ペン】水分量が多いのか、葉の形が分かりにくいです。
3こすり絵を使って 絵灯篭のような飾りを作ろう
可愛い葉っぱたち。せっかくなので光をあてて、部屋飾りを作りましょう。
材料
・押し落ち葉 ・紙 ・チーズなどの空き箱 ・ひも(リボンや毛糸も可) ・のり
①こすり絵を入れるケースを作る
チーズの箱を丸く切り抜き、残ったふちに色画用紙を貼る
デザインカッターがあるとカットしやすいです。貼る色画用紙ははさみで切ってもいいです。
ここに注意
・お子さんと行う時は 年齢に合わせてしっかりとした下準備をしましょう。
・お子さんの動きは衝動的で、予測がつきません。カッターやハサミを使う場合は、お子さんが寝た後に行う・他の大人が世話している時など 手を出さない条件のもとに使いましょう。
・工作に正解はありません。好きなように描き、好きな色でこすり絵を楽しみましょう。多少葉っぱが、ずれても気にしないでね。
②こすり絵をケースに入れる
①ケースに入る大きさの落ち葉をこすり絵にします。
②照明に当ててもかわいく見えるこすり絵を作りましょう。
置いた葉の裏にのりを塗って貼り、葉の周りの紙にも少しだけのりをつけます。
裏はこんな感じです。ずれないようにのりを軽くつけてあります。
おまけ
ダイソーでLEDライトを買ってきました。
ツリーの方はちょっと落ち葉ケースより大きいけど 3色に色が変わります。
まずはオレンジ色のミニランタン。落ち葉ケースの上部はテープで留めてあります。
こちらはミニツリーです。ゴージャスな感じで玄関飾りにいいかも。
今回は落ち葉を使ってこすり絵を楽しんでみました。工作の発展系でムーディーな部屋飾りまでできちゃいました。
秋の夜長 こんな季節の楽しみ方もいいですよ。お試しあれ。
「落ち葉で遊ぼう① セロテープの使い方を体験しよう」も参考にしてください。