2月のバレンタインに始まった吉沢亮君主演「青天を衝け」 なかなか好評な滑り出しのようです。
先日たまたま渋谷で「青天を衝け」のイベントに出くわし、主人公 渋沢栄一の生家「中の家」(なかんち)のVRを体験したので、(今度は本物を見よう!)と深谷へ向かいました。
事前に調べたところ 深谷駅から循環バスが出ているということで、「論語の里 循環バス 1日乗車券」を利用して、渋沢栄一のゆかりの地を巡ることにしました。
目次
論語の里 循環バス
この循環バスは、深谷市内にある渋沢栄一に関連した施設や跡地などを巡回しています。平日7便、休日13便です。(R2.2月時点)
・運賃
⇒1日乗車券 : 当日限り有効,乗降り自由
(大人)500円 (小人)250円 ※未就学児は無料
⇒1回乗車券 : 1回限り有効
(大人)250円 (小人)120円 ※未就学児は無料
・販売場所
1)バス車内・・・始発より販売可
2)『ふるさと館OAK(オーク)』・・・朝9:30分より ( 毎週木曜日を除く )
http://www.fukayakanko.com/pdf/TaigaRotationBus_Time.pdf
健脚の方は深谷駅から大河ドラマ館まで歩いていくのもありです。
その際は、バスは一方向周り&③④⑤⑥は周回することを覚えておいてください。
バスは8時台から出発ですが、地元埼玉の人たちは車移動が主流のようです。
遠方から日帰りで参戦の場合 午前中の循環バスに乗らないと主要な所をめぐるのは時間的に難しいと思います。
JR深谷駅
JR深谷駅まで湘南新宿ラインで行きました。
運よく「高崎行き」という電車に乗れたので、乗り換えなしです。
深谷駅はレンガ作りでとても立派です。駅前もフォトスポットがあります。
循環バスは、深谷駅前は降車専用の停留所なので、すこし離れた仲町発着所に向かいます。
まずは「渋沢栄一翁ふるさと館 オークOAK」で一日乗車チケット&大河館チケットを買う
事前に印刷した地図を見ながら 仲町発着所を探していると、「論語の里 巡回バス 一日乗車券発売中」の看板を発見。
入口のドアには「深谷大河ドラマ館 チケット¥720」と書いてあり、ここでチケットを買うことにしました。
【渋沢栄一 「青天を衝け」大河ドラマ館】 当日の普通入場券 おとな¥800 小中高生¥400(割引対象、団体料金などあるのでお確かめください。)
そう このお店が「オーク OAK」だったのです。
注:この写真はマップの上にチケットが乗ってます。
循環バス 一日乗車券の特典
オークで買った「論語の里 巡回バス一日乗車券」 裏面に一日乗車券の特典が書いてありました。
チケットを買ったときに、一緒に「エコバック」をいただきました。そう ここに寄らないと粗品がもらえない!
ちなみに 七ッ梅酒造跡では2名分 ノート&トートBAG(数量限定 他には缶バッチ、ファイル、マグなど)をもらい、煮ぼうとうのお店でソフトドリンク1杯サービスしてもらいました。
バスで1日乗車券を買っても 運転手さんは忙しいので裏面の特典説明はありません。
最初からバス利用を考えている方は、「渋沢栄一翁ふるさと館 オークOAK」でチケットを買って、めいっぱい特典を受けましょう。
循環バス出発地点 仲町バス発着所
「オークOAK」からすぐの信号「仲町」角にある、足利銀行深谷支店 前に仲町バス発着所があります。
バスは大きな路線バスとミニバス(こちらは時間帯によって自動運転の区間があり)です。
11時11分発のバスに乗車しましたが、私たち2名乗車だけでした。
深谷「青天を衝け」循環バスの旅~私たちの場合~
頑張って10時ちょっとには深谷駅に到着した私たち。駅前の写真を撮ってからバス停へ。
11:11 仲町バス発着所を出発
11:56 お土産を買ってから、バスに乗車
12:06 北部運動公園P
ここはおすすめです。大正5年に渋沢栄一喜寿のお祝いに建てた「誠之堂(せいしどう)」と大正15年に建てられた「清風亭(せいふうてい)」があります。
大正時代の日本近代建築が無料で見られます。ステンドグラスやベランダ、漢字で書かれた風見鶏など 見る価値あり。
12:33 走ってバス停に戻り、ぎりぎり乗車
ちなみに・・・この辺に食事ができるところは何もなかったです。お茶とおにぎり1つくらい持っていくといいですよ。12:36 尾高惇忠生家
栄一の妻「千代」の家です。尾高惇忠はいとこの新五郎(ドラマでは田辺誠一さん)です。
見学は人数制限を伴う事前予約制です。(コロナ対応で随時変更があるので 確認してください。)
徒歩で7分「鹿島神社」を見学
渋沢栄一が書いた扁額(へんがく)が拝殿にかけてあります。尾高惇忠を称える碑には徳川慶喜の書があります。
渋沢栄一記念館へのルート途中にあるので、寄りやすいですよ。13:10 渋沢栄一記念館 到着(入場無料)
入場制限をしていて 入るまでに時間がかかりました。栄一のアンドロイドも見られず。すごく 暑かったです。
記念館前に出店が出ていて、自動車で来てた人たちは、深谷ネギや立派な白菜を買っていました。14:02 裏にある渋沢栄一像を見てから バスに乗車
14:06 待望の「中の家」へ
その前に、「中の家」隣にある「麺屋忠兵衛 煮ほうとう店」へ滑り込む。
ここのお店は営業時間11:30~14:00 しかし まだ暖簾が出ていて、待っているお客さんもいたので、中に入って名前を記入して待ちました。
床の間には渋沢栄一の掛け軸がかけてありました。
1日乗車券の特典 アイスコーヒーを飲んでほっと一息。煮ほうとう 野菜たっぷりで麺にコシがあり美味しかったです。
私たちが その日ラストの客でした。
15:00 「中の家(なかんち)」へ。(見学無料)
家の中には入れませんでしたが、渋沢栄一のアンドロイドがお座敷にいて首だけ動いていました。
藍農家と養蚕の他に、雑貨屋や質屋も営んでいたようで、蔵が4つある立派なお屋敷です。
この他にも渋沢家のお墓など見ていたら ドラマに出てきた「諏訪神社」まで行けませんでした。お祭りの場面 よかったのに・・・。中の家に詳しい記事はコチラです。
15:35 「中の家」出発。岡部公会堂へ。
「道の駅おかべ」に寄りたかったのですが、バスの本数も少なくなり 今回は断念しました。
大河ドラマ館でお土産の「ネギかりんとう」と「ネギ油みそ」買っといてよかったぁ。15:47 岡部公会堂に着く
ここから歩いて5分のところに 岡部藩陣屋跡があります。そこは高島秋帆(たかしましゅうはん)幽囚の地です。
ここを目指さないと 岡部公会堂でバスを降りたときに何が近くにあるのかさっぱり分かりません。
高島秋帆についての記事はこちらです。
Kakuyaがいそいそと歩いていくものの どこに連れていかれるのか分かっていませんでした。公会堂に掲示くらいして欲しかった。16:38 岡部藩の殿様の菩提寺 源勝院を見てからバスに乗車。
16:44 途中 立派な西常夜灯を遠くに見ながら七ッ梅酒蔵跡へ。
ここは・・・酒屋ではありませんでした。昔の酒蔵跡で、一般社団法人まち遺し深谷が、施設の保存および運営・管理を行っています。
今はレトロなお店、古本屋やギャラリー、深谷シネマが営業していて、ロケ地などにもなっているようです。
レンガ作りがいい雰囲気です。ゆっくり映画を観たり、いっぱい飲んだり 近かったら絶対に入り浸るんですけどね。17:15 駅までは近いとは思いましたが、足も疲れたので 最後のバスに乗車。
17:20 深谷駅北口に到着
深谷駅が夕日に照らされていました。駅前のイルミネーションも点灯。
お疲れさまでした。
一日を終えて
¥500で買った循環バス 一日乗車券を使って、渋沢栄一のゆかりの地を巡りました。
バスに乗車したのはトータル7回でした。途中からタカトシのバスの旅のようでした。
また違った角度から これからの大河ドラマ「青天を衝け」を楽しめそうです。
各施設についてはまた のちほどUPしたいと思っています。お楽しみに。
(おまけ)
お土産に買った 深谷ねぎ「ネギ油みそ」 居酒屋さんのように 洗ったキャベツにつけて 食べました。
辛さも抑えめで 食べやすくて大好評でした。おすすめですよ。
東京北区の大河ドラマ館の記事は コチラ にアップしています。
都内の渋沢栄一関連のスポットはコチラにアップしています。