夏の盛りのオリンピックでは暑さ対策が大変です。
ボランティア先の東京体育館は、室内競技なので室内で活動するボランティアは、基本、外の暑さは関係ありませんが、それでも会場に入場するセキュリティーゲート付近で活動するボランティア、自衛隊、警備員、またPCR検査(選手、選手らと接触するボランティアは毎日、それ以外のボランティアは1回)受付のボランティアはこの炎天下の最中、外で頑張っています。
目次
1 「暑さ指数(WBGT)」計
競技会場入口には「暑さ指数」を示す看板があります。
これは7/29 12時の、東京体育館ゲート前に設置された「暑さ指数」計です。
「暑さ指数」30.0は外で活動するには かなり、やばい数値です。
1.1 暑さ指数(WBGT)湿球黒球温度とは
暑さ指数(WBGT)は、Wet-Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)の略称で、黒球温度、湿球温度及び乾球温度)をもとに算出されます。
人体の熱収支に影響の大きい気温、湿度、日射量、輻射熱、風速を反映しており、湿球温度 (Tw)、黒球温度 (Tg)、乾球温度 (Td)の値を使って計算します。
WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度(Tw)+ 0.2 × 黒球温度(Tg)+ 0.1 × 乾球温度(Td)
2 対策グッズ
会場に着いてチェックインすると貰えるグッズは以下です。
- いろはす(水)555ml 1本 コカ・コーラ製です。
- Field Castクーリングボディシート 2枚
- クールジェルシート 1枚
- 塩分補給タブ18錠(ただし3日に1個)
ミライトワとサクラティエのグッズを貰うのは毎回楽しみです。
でも、クールジェルシートは途中から在庫切れで支給が無くなってしまいました。残念。
メモ
水は、汗により減少した体重(活動前後の体重差)の7~8割程度の補給。
水だけだと、塩分欠乏による筋痙攣などの症状を生じることがあるので、1日当たり6錠の汐タブレットを目安に摂取する。
ここのところ、台風が近づいたせいもあり、湿度は高いですが、気温は思ったより低く暑さ指数も27~28位となっていますが、これからどうなるでしょうか。
開会式から1週間が過ぎ、オリンピックも後半戦に突入しました。
今日(2021-7-30)からはオリンピックスタジアムでトラック競技が始まります。
先行、するテニスでは暑さのために競技時間を変更する事になりましたが、猛暑が回避できるように祈るばかりです。
本来は観客で、ごった返したであろう観客出口も期間中は固く閉ざされたままで淋しい限りです。
今までの報告は
「オリンピックボランティア 東京体育館(卓球会場)で事前研修 6/26」
「五輪開幕目前「ブルーインパルス」が国立競技場の空で予行演習」
「ブルーインパルス」国立競技場の空に五輪を描く---東京オリンピック開幕!」