ゆふいん 塚原温泉は、強酸性の温泉で、秋田の玉川温泉、山形の蔵王温泉とともに、日本3大薬湯として知られています。
pHは、約1.5で、これだけ強い酸性の等張性温泉は類が無く、非常に貴重なものとされています。
塚原温泉は、活火山である伽藍岳の中腹にあります。
ブラタモリでも紹介されていましたが、「伽藍岳(がらんだけ)の地下に眠る熱水こそが別府八湯すべての温泉源であり、別府温泉全てのお湯の供給源となっている。」すなわち別府温泉のおおもとがここなのです。
塚原温泉と別府の町の位置関係は、下記の地図から分かります。
左の高い山が伽藍岳で右の平地が別府です。
ゆふいん 塚原温泉 火口乃泉
由来
塚原温泉は、標高約八〇〇メートル、噴気が立ち昇る伽藍岳(がらんだけ)一〇四五メートルの中腹にあります。
塚原温泉には、平安時代の豪傑、源為朝(ためとも)の伝説が残っています。
十二世紀、為朝が山で狩りをしていた時、傷ついた鹿が湯溜まりに浸かって、傷を癒すのを見て発見されたと伝えられています。
塚原温泉「温泉成分の特徴」
・酸性度の高さ 日本第二位
・アルミニウムイオンの多さ 日本第二位
・鉄イオン含有量の多さ 日本第一位
日本三大薬湯の一つとして、全国に知られています。
受付で、お金を払いますが、チケットみたいなものは一切なし。
ちなみに料金は以下。
露天風呂の外観はこんな感じ。
火口は5分ほど歩いて昇ります。
河口付近では人体に有毒な硫化水素と亜硫酸ガスが水に吸収されてほとんどないため、近寄っても安全とのことです。
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大分旅② 強酸性の ゆふいん 塚原温泉は、別府八湯すべての温泉源