新年に向けた準備は 進んでいますか?!
前回は正月飾りと言えばコレということで 「お正月飾り① 昔の年賀状を利用して、しめ縄風リースを作ろう」を紹介しました。
さて 今回は正月に飾ることもできるけど、せっかくの家族団らんのお正月。子どもたちと羽子板を作って、飾って、一緒に遊びましょう!!
年末は大掃除で忙しいでしょうけれど、お部屋を片付けながら工作に使えるものは集めておきましょうね。
【材料】
・空き箱(できれば 和の柄のものが◎、牛乳パックでも可) ・折り紙 ・古い年賀状 ・シール ・そのほか和テイストなら何でも〇
工作のポイント
・お子さんの年齢に合わせて、しっかりと下準備をしましょう。
・お子さんの動きは衝動的で、予測がつきません。ハサミ・カッターを使う場合は、小学生でも大人の監視下で利用しましょう。
小さい子と作る場合は、危険な道具利用は大人のみ。お子さんが手を出さない条件のもとに使いましょう。
・お子さんの皮膚は薄いです。刃物や紙や段ボールの切り口には十分に気をつけて、危ない箇所は対策を取りましょう。
・工作に正解はありません。好きなように描き、好きなように作らせてあげましょう。
・一緒に遊ぶ時は、大人も子供も童心に帰って楽しんでください。ただし・・・ケンカはしないように。
目次
羽子板作り
1 土台になる羽子板を作る
step.1
① 空き箱を開いて、羽子板の形に下書きする。
かりんとうの箱が良い固さの段ボールでした。柄も良い!!
折り目が入るけど、この大きさで作ります。
1つ作ると、それを型にしてもう一つもすぐにできますね。
step.2
② 芯にする割りばしをつける。
小さい羽子板ならアイスのへらでも大丈夫かもしれませんが、小学生や大人も一緒に遊ぶのなら このくらいの長さは必要ですね。
これは全体の長さ23㎝、持ち手の長さ5㎝です。ただ・・・空き箱の大きさ次第なんですけどね。これは段ボール素材だったので木工用ボンドで留めました。ツルっとしたビニール加工の時はセメダインや両面テープの方が付きが良いかもしれません。
step.3
③ 重ねる裏側は厚みがある分を考えてカットする。
裏面を少し大きめにしてあります。箱の取れる部分が 穴のところしかなかったです。
別の段ボールと組み合わせればよいだけの話ですけど・・・ね。step.4
④ そのまま裏表を合わせても良いですが、隙間が多くなると取れやすいので、段ボールの捨てる部分を切って貼りました。
1組(2つ分)なので、1箱の使える部分が少ない! 紙素材は目があるので タテ目にすると折れにくいですよ。step.5
⑤ 裏表面を合わせて、 段ボールの端で手を切らないようにビニールテープで保護します。(ボンドと両面テープで頑丈に付けています。)
そのあと 角は落としてアールをつけましょう。(羽子板で遊ぶ時 振り回すので尖った部分は危険です。)
step.6
⑥ 持ち手の部分をテープで巻いて、羽子板は完成です。
このままでも遊べるし、じゅうぶん可愛いですよね。箱の柄のおかげです。
2 羽子板の飾りを準備する
今回はお正月の飾って可愛い「羽子板飾り」を作りたいので、よく見かけるお人形のような少し厚みをつけたいと思います。
① 折り紙で飾りを作る。
羽子板自体がそんなに大きくないので、だるまを作ってみました。アマビエちゃんもいます。
蛇腹折(じゃばらおり)を使って、扇や蝶、お花も出来ます。
葉っぱや獅子舞も作りました。そのほかの飾りは「お正月飾り① 昔の年賀状を利用して、しめ縄風リースを作ろう」に紹介してますので、参考にしてください。
3 羽子板に飾りをつける
羽子板の上に準備した飾りを並べてみましょう。構図が決まったら両面テープやボンドなどでしっかりとつけます。
【おまけ】実は・・・お友だちの小学生の女の子が「鬼滅の刃」の折り紙を教えてくれたので、こちらも作ってみました。
作った羽子板で「羽根つき」をしよう
こどもの視野範囲は大人よりも狭いです。そして、手に羽子板を持っているので、なかなか羽を打つことは難しいでしょう。
まずは練習として、自分の手で羽を打つことから始めてみましょう。
【小さい子向け】
・当たっても痛くない、スローな動きの「ビニール袋」
大きい子たちに交じって小さい子も羽根つきに参加できて 楽しめます。
・空気を入れる前に「お絵かき」を楽しんでもいいです。
【大きい子向け】
・こちらも当たっても痛くない、アルミホイルと折り紙で作りました。
コロナ禍のいま 年末年始もおうち時間が多いと思います。
ゲームやTVもいいけれど おとなとゆっくり一緒にいられるお正月だからこそ 子どもたちに日本の伝統的な遊びも経験させてあげて欲しいです。
ただし ほろ酔い気分で参戦してケガをしないようにしてくださいね。
他の正月飾りはこちら
「正月飾り① 昔の年賀状を利用して、しめ縄風リースを作ろう」