先日 鶴岡八幡宮境内にて開催されている『鎌倉殿の13人 大河ドラマ館』に行ってきました。
そこで入館時に配布するパンフレットの提示で、鎌倉国宝館と鎌倉歴史文化交流館が無料で観覧できるということで 早速 両施設を訪れました。
(各館1回限り。2023年3月31日まで)
チラシ裏に入館するときにスタンプが押されます。
期間中に訪れればよいので、他の日に訪れることもできます。
注意
【鎌倉国宝館】 開館時間…9時00分~16時30分(入館は16時00分まで) 休館日…月曜日
【鎌倉歴史文化交流館】 開館時間…10時00分~16時00分(入館は15時30分まで)休館日…日曜日、祝日
展示入れ替え日は休館なので 事前にチェックが必要です。
目次
鎌倉国宝館
鎌倉国宝館は鶴岡八幡宮境内にあるので 大河ドラマ館からすぐです。
正倉院をイメージして設計されているとのことです。
展示会の内容によって入場料が変動するようですが、通常は300~700円です。
今回は大河ドラマ館のパンフレットがあるので無料。
この日は「ひな人形~特別展 みやびのうつろひ」と特別展示「北条氏展 北条政子」を開催していました。
薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる「十二神将」の展示のほか、
北条政子ゆかりの「吾妻鏡」や「籬菊螺鈿蒔絵手箱図鑑」(設計図みたいなもの?)など展示してありました。
このあとも令和4年4月~12月まで展示物を入れ替えながら「北条氏展」が行われるようです。
展示入れ替えでの休館日に気を付けながら 見学しましょう。
鎌倉歴史文化交流館
国宝館を出て、その足で鎌倉歴史文化交流館へ向かいました。
国宝館からは徒歩で20分ほど。
にぎやかな小町通を見つつ 大きなお屋敷の多い 閑静な住宅街の中に鎌倉歴史文化交流館がありました。
こちらの入館料は¥400ですが、大河ドラマ館のパンフレットのおかげで無料。
世界的な建築家ノーマン・フォスター氏の設計事務所が手がけた個人住宅をリノベーションした博物館です。
鎌倉で発掘された出土品をメインに、原始・古代から近現代に至る鎌倉の歴史を紹介しています。
「源平合戦図屏風」
鎌倉歴史文化交流館の特別展「北条氏展」では「VOL.1伊豆から鎌倉へ―北条氏の軌跡をたどる―」が開催中でした。
北条氏の本拠地である伊豆韮山の中世遺跡や鎌倉市内でみつかった鎌倉初期の出土品や源頼朝が建立した寺院永福寺跡から出土された柱根など展示されていました。
VR体験コーナーでは、永福寺の建物の様子を再現していました。
子どもたちにもわかりやすいパネル展示もあります。
この他にもたくさんの展示があり なかなか見ごたえありです。
中庭には大正時代 三菱財閥の岩崎小弥太が別荘として所有していた頃の横穴もあります。
庭に入れないのが残念でしたが、桜も美しく 来てよかったと思わせる施設でした。
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