保育

小麦粉ねんどの作り方:保育現場で大人気! こどもの五感を使った粘土あそび①

スポンサーリンク

対象:2歳ころ~  ・作る人 おとな、保育者、子どもは2歳ころから一緒に作れます。

新型コロナウィルスの影響で、遊びの広場や支援センターも行事が縮小されています。

おうち時間や室内での遊びが多くなった子どもたち。他児との交流も少なくなって、遊びもマンネリ化していることでしょう。

今回は身近な素材を使って子どもの五感を刺激する 「小麦粉ねんどあそび」を紹介したいと思います。

ゆっくりじっくり楽しむ遊びですが、様々に変化する小麦粉の感触は、子どもたちの指先を通して脳によい刺激を与えます。

子どもたちの興味を引くポイントも伝えますので、ぜひ おとなも楽しんで作ってみましょう。

注意ポイント

・小さなお子さんでも安全に遊べる小麦粉粘土ですが、近年 食品アレルギーの子が多くなっています。

小麦のアレルギーがあるお子さんは、触れるだけでもアレルギー反応が出ることがありますのでやめましょう。

代替品として、感触は違いますが、米粉や片栗粉でも粘土遊びはできます。また 最近の油粘土は匂いも抑えめでベタベタ感も少ないので、油粘土でかたち作りを楽しみましょう。

・小麦粉ねんどは2歳前のお子さんも大人が見守る中で一緒に遊べます。ただ 小さいお子さんは粘土を口にしてしまうことがあるので、誤飲に気をつけましょう。(基本は食品ですので 安全ですが、火は通っていませんし、手で触って遊んでいますので極力食べないようにしてください。)

 

1 小麦粉ねんどを作ろう

1-1 【材料】

小麦粉(100g~300g)・・・白だけでなく色を付ける時は、100~150gあれば 1色できます。

食紅(無くてもOK。用意するなら赤・青・黄色 3色あれば混ぜて様々な色が出来ます。)・・・家にあるココア・カレー粉・粉末ジュース・コーヒーでも色付け出来ます。 ただし 良いにおいがすると小さいお子さんは口に入れたくなるので、気をつけてください。

(ひとつまみ)・・・防腐剤の代わりになります。

サラダ油(少量)・・・粘土がまとまりやすくなり、手に付きにくくなります。

水(適量)・・・およそ小麦粉の1/3程度の量があればよいです。水分量に応じて粘土は、硬くなったり、柔らかくなったりします。どのかたさも感触が違い楽しいですよ。

*これはあくまで目安なので、小麦粉の量に合わせて 水を少しずつ入れてかたさを調整しましょう。

 

【道具】

・洗面器や大きめのボール ・ふるい用のザル(無くてもOK) ・ペットボトル(水を入れておく)

・ピクニックシート(テーブルの上でもできますが、小さい子が作るところからやる場合は力を入れやすい床の上がおすすめです。)

・出来上がったものを入れるビニール袋or密閉容器

 

1-2 基本の小麦粉ねんどの作り方 (1色100gで作ってみました)

①小麦粉をボールに入れる。(ザルなどでふるいにかけておくと ダマになりにくいです。)

 

おとなが振っても これくらい飛び散ります。

②塩を一つまみ入れる。 食紅をダイレクトに入れる時はここで入れる。(量はお好みで。耳かき1サジでも結構 色が付きます。)

③水を足していく。(少しずつ入れていきましょう。最初は湯葉のようにバラバラとしたかたまりが出来ます。これは赤色の食紅入りです。)

④水が多いときは こんな感じでベタベタします。こちらは無着色。

水を入れ過ぎた時は 小麦粉を足せば大丈夫です。はじめから全部使わないで残してね。仕上げは打ち粉のように足していくと程よく仕上がります。

⑤水→練る→水を繰り返して 最後はやはり大人の仕上げ練りこみが必要です。この途中で油を1たらししましょう。耳たぶの柔らかさ程になったら 出来上がりです。

1-2 作り方 発展

【水に着色をしておく】

①、②までは上記と同じ

③食紅を濃い目にして水に入れておくと 白い色に赤や青など色がついて楽しめます。黄緑やだいだい色など作るときはここで混ぜても良いです。

着色した場合 マーブルだったまだらの小麦粉が、練るほどに全体に色が馴染んでいきます。

これは青色の食紅で着色した濃い水を混ぜていきました。

ただし・・・ある程度色が決まったら、透明の水で固さは調整していきましょう。ペットボトルややかんに水を入れておくと子供が手伝いしやすいです。

④、⑤も同じ

*色水遊びも兼ねて、どんな色にしていくか 子どもと一緒に決めれます。色の変化も楽しめます。

黄色の食紅を入れたら 元の小麦粉の色と違いが目立たなかったので、急遽 青を足しました。なんと・・・青が多くて ヨモギ餅のようになりました。笑

 

【事前に粉に食紅を混ぜておく】

これは子育て教室でもよくやっているのですが、白色だった小麦粉に透明の魔法の水(普通の水です)をたらすと・・・

あら不思議 みるみる水に色がついていきます。

作り方は基本と一緒です。食紅を入れてから小麦粉を振ると・・・食紅は混ざって、色は気づきません。

 

【作る時の楽しみ方】

・粉をふるいにかけることが楽しい。ちょっと 周囲は汚れますが、あのふわっとした粉の感触は なかなか味わえません。

・水を足して練ってみよう。ベタベタになって手にくっついたり、ボロボロになって粉をふいたみたいになったり、変化する粉の感触が楽しいです。

ただ ちょっとグロテスクでもあるので、嫌がるお子さんには無理強いしないでください。繰り返し見ているうちに 変化を覚えて自分でもやってみたい気になるので それまでは気長に大人が作りましょう。

・色の変化を楽しむ 途中で白→色が変わるのも興味津々で見てくれます。

・事前に粉に食紅を混ぜるのは おとなもびっくりします。お友だちと一緒にやったり、保育の時間でも楽しめる演出です。

 

2 小麦粉ねんどであそぼう

さぁ ねんどが出来上がりました。何色も作るときは、他の色はおとなが事前に準備して、1色だけ一緒に作るのがおすすめです。

冷暗所においておくと水と馴染んで分けやすいです。冷蔵庫で保存しておくこともできますが、水が出て多少硬くなります。はじめは練りにくいので 大人が柔らかくこねてあげましょう。夏場はひんやり気持ち良いです。

2-1 感触を楽しむ

はじめて粘土であそぶ子の中には ちょっと不思議な柔らかさに手を出さない子もいます。そんな時は おとなが触って見せて(怖くないよ。大丈夫だよ。)と安心できるよう遊んでください。

①はじめは指先でツンツン押して触ったり、ちぎったり、つまんだりして感触を楽しみます。

おとなが渡したボール状のものを ドンっと叩いて潰すことが楽しい子もいます。

全部 重ねて大きな塊にして遊ぶ子もいます。 楽しみ方は色々ですね。

サーティーワンのアイスみたいです。 これをこねていくと・・・・どんどん灰色に・・・

②少し慣れてきたら 手のひらを使って ころころと動かして、ヘビのように長く伸ばしてみましょう。

③粘土に慣れてきたら、ボールつくりに挑戦です。テーブルの上で手のひらを回しながらコロコロと粘土を転がす。

両手の手のひらを上手に反対方向に動かしながらボールを作ることも 高度な動きですが 慣れると出来るようになります。

 

2-2 道具を使って遊ぶ

ちょっと固めでプッチっとちぎれる小麦粉ねんどは、クッキー型で抜いたり、粘土ベラを使って切ったり、ペタンペタンと伸ばしたり遊びは様々です。

柔らかいものは ビヨ~ン と引っ張ったり、潰しても弾力で戻って来る動きが楽しめます。

小麦粉ねんどは、お店でも売っていますし、粘土ベラの種類も豊富です。子どもたちに人気があるのは、シンプルに切る粘土ベラとピザを切るようなピザカッターのような回る粘土ベラが人気です。

 

家にあるものでも遊べます。アイスの木べら、スプーン、ペットボトルのキャップ、ゼリーのカップ(花形とか)、定規も利用できます。

*基本 道具を使う時は ちゃんと座って遊びましょう。危険と感じるものは あそびに使わないでください。(はさみ、串など)

我が子が好きだったのは、ゆで卵をスライスする道具 ちょっと 使い古したやつを粘土用にしていました。

3 片付け

遊び終わったら 密閉容器やビニール袋に入れて 冷蔵庫にしまいましょう。

涼しい季節なら4~5日は繰り返し遊べます。夏場は痛みやすいので、2日程で捨てましょう。

おおぜいで遊ぶ時は、残念ですが 1回使ったら捨てることをお勧めします。

これは目安なので、ヌメヌメする、異臭がする時は破棄です。食べ物の痛み具合と同じですよ。

私はオーナメントにしようと 小麦粉粘土をオーブンで焼いたのですが、焼きが少なくて 箱にしまっていたらカビだらけになりました。難し~い。

*作品を焼いて残したいなら こんな粘土もあります。我が家は手形を作りました。

まとめ

静かに集中して手先で遊ぶようで、けっこう体全体を使う粘土遊び。

色や固さ、ちぎったり伸ばしたりして変化する形 さまざまな動きや感触が五感に刺激を与えます。

それに合わせて、ぜひ「ベタベタだね。」「ブチってちぎってちょうだい。」「ニョロニョロへびだぞ~」などなど 形や感触の変化を言葉にして話しかけてあげましょう。遊びの中での経験が、子どもの豊かな表現力の根っこになっていきます。

日本語の豊富なオノマトペ(擬音語・擬態語)は とても楽しく 子どもの世界をより彩っていきます。難しく考えなくてもいいので 粘土を触って自然に出て来る言葉がけを楽しんでください。粘土遊びは おとなも癒されますよ。

次回は 粘土あそび第2弾 「紙粘土・片栗粉ねんどの作り方」を紹介しますね。

ぬっぺ/Nuppe

スポンサーリンク

-保育
-