保育の現場で大活躍するパネルシアター。お話しや歌を紹介するときによく使うのですが、実は・・・
シールを貼ったり、とったりするのが大好きな2~3歳のお子さんも興味津々で、触りに来ることが多いのです。
保育の現場では「触らないでね~」ということが多いですが、安く・簡単に作って、おうちのおもちゃのひとつに加えてはどうでしょうか?
以前にパネルシアターの基本を「保育の現場で使える 手作りパネルシアター2 『材料&ボード作り』」で紹介しています。
パネル人形を作る時の材料や100均の材料で作るおよそA3サイズの小さなパネルボードも紹介しているので 参考にしてくださいね。
目次
折り畳み式のパネルシアターボードを作る
【準備】
・100均やホームセンターに売っている片面粘着付きのスチレンボード ・作りたいボードの大きさに合わせた白いフェルト
・透明の幅広テープ ・シートを伸ばすへら(スキージー、キッチンシートを貼る時についているへら、分度器や三角定規でも代用可)
・はさみ ・定規 ・カッター
・2枚のボードを合わせる
今回はダイソーで450×300サイズ(A3サイズより少し大きめ)のスチレンボードを2枚購入しました。ホームセンターで売っているのり付きパネルはお高めですが、粘着がいいです。
① 透明のセロテープの幅に合わせて(今回は10cm)、粘着面のカバーの紙を切り取ります。
【注意】カッターで切っていますが、スチレンボードを切らないように浅めに切りましょう。
②ぴったりとスチレンボードを並べて、幅広の透明テープで貼り、2枚をつなげます。
テープ・スチレンボード2つとも粘着しますので、少しずつテープを貼っていきましょう。
・フェルト生地をボードに貼る
① フェルト生地をボードより5cm広い大きさに切ります。
② 2枚のスチレンボードに貼ったテープの上に両面テープを貼ります。
③ フェルトの位置を合わせて重しを乗せ、へらを使いながら半分ずつボードに貼っていきます。
④ フェルトの余った部分を折り曲げて、両面テープで貼っていきます。角は厚みが出るので少しカットしましょう。
⑤ 位置が決まったら、幅広テープでフェルトを貼って完成です。(大きさ450×600)
折りたたむとこんな感じ。イーゼルも100均です。
【おまけ】パネルの貼る時に力が加わるとボードがズレやすいので、イーゼルの足にポスター用のひっつき粘土を付けました。
材料費 フェルト生地¥100、スチレンボード¥100×2枚、イーゼル¥100 合計¥400 簡単にお安くできました。
折り畳み式のボードは持ち運びが便利で、お話会や学校の読み聞かせにも使いやすいです。
新しいボードができると、やっぱり新しいパネルシアターの作品が欲しくなりますね。
次回はパネルシアター『パンダうさぎコアラ』を作ってみたいと思います。
・保育の現場で使える手作りパネルシアター1 「どんな色が好き」
・どんぐりで遊ぼう③ パネルシアター♪どんぐりころちゃん♪作り
・赤ちゃんのカシャカシャおもちゃ② パネルシアターにも使える「だるまさん」